私は、オーストリアのイン川に面した町、ブラウナウがまさしく私の誕生の地となった運命を、幸福な定めだと考えている。私にはこの小さな国境の町が、大きな使命のシンボルのように思える。というのは、この小さな町は、二つのドイツ人国家の境に位置しており、少なくともこの両国家の再合併こそ、我々青年がいかなる手段を持ってしても実現しなければならない終生の事業と考えられたからだ。同一の血を持つ民族は、共通の国家に属するのである。ドイツオーストリアは、後刻大ドイツに復帰しなければならない。
アドルフ・ヒトラー
アドルフ・ヒトラーのその他の名言
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戦争に敗北すれば、ドイツ民族は失われる。この民族が弱い民族であると実証されたからにはドイツ民族の生活など考慮する必要はない。
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新しい人材を育てたい。退廃と堕落がはびこる時代から、我々ドイツ民族の未来を救うために、未来のドイツを担うものは、しなやかであらねばならない。しなやかさと、鋼の強さを。
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エリートの中のさらに強者だけが生き残るのだ。その試練の中でたとえ我が民族が滅びても、私は涙しないだろう。それがその民族の運命なのだから。
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ドイツ国民にあるべき国家の姿を示し、国民をその実現へと導くこと、我々はその二つを成し遂げた。我が民族にとって、今世紀最大の収穫である。
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私はこの町を後にして、今やドイツの指導者になった。それは私にある使命を与えて下さったからだ。その使命はただ一つ、我が故郷を再びドイツに返すこと。
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今後、陸海空のすべての軍隊は、直接私の指揮権のもとで行動をとらせる。帝国の軍事力強化のために必要な措置であり、今日の時勢を鑑みた決断である。