アドルフ・ヒトラー
3
私は、オーストリアのイン川に面した町、ブラウナウがまさしく私の誕生の地となった運命を、幸福な定めだと考えている。私にはこの小さな国境の町が、大きな使命のシンボルのように思える。というのは、この小さな町は、二つのドイツ人国家の境に位置しており、少なくともこの両国家の再合併こそ、我々青年がいかなる手段を持ってしても実現しなければならない終生の事業と考えられたからだ。同一の血を持つ民族は、共通の国家に属するのである。ドイツオーストリアは、後刻大ドイツに復帰しなければならない。
0
ナポレオンの失脚の理由は、彼が皇帝になったことだ。もし私が黄金の馬車に乗れば国民は私を信頼しない。
2
新しい人材を育てたい。退廃と堕落がはびこる時代から、我々ドイツ民族の未来を救うために、未来のドイツを担うものは、しなやかであらねばならない。しなやかさと、鋼の強さを。
民衆がものを考えないということは、支配者にとっては実に幸運なことだ。
5
敵の攻撃力に直接間接に決定的打撃を与えるため、あらゆる措置を講じなければならない。輸送機関、通信設備、産業施設、補給所等、これまで破壊されていないもの、あるいは一時休止の状態にあるものが、失地奪回の暁には、再度我々のために役に立つとする意見は誤りである。敵は撤退するとき、住民のことは全く念頭になく、焦土しか残してくれない。以上に鑑み余は次の如く命令する。1.軍用輸送機関、通信手段、施設、産業施設及び補給所と、敵に即刻あるいは近い将来利用される帝国領内の資産は、すべて破壊する。
テロは同等のテロで対応しない限り必ず成功する。
金融界を独占するユダヤ人は、ドイツ経済の破壊を企んでいる。寄生虫であるユダヤ人は、若いブロンド娘を辱め、かけがえのない優秀な血を汚し続けているのだ。先の大戦でドイツが敗れたのは我々ドイツ人の血の純血が守れなかったからである。戦争にはいる前に我々はユダヤ人を毒ガスで殺してさえおけば、かくのごとき。
必要不可欠なのは、一人の指導者の意志、一人が命じ、他の人はそれを実行すればよい。統治とは一人で始まり、下で終わるものだ。
4
「憲法によって攻撃意図を放棄したから」という理由で、無防備のアヒルが狐に襲われずに済んだことが有ったか?
エリートの中のさらに強者だけが生き残るのだ。その試練の中でたとえ我が民族が滅びても、私は涙しないだろう。それがその民族の運命なのだから。
我々は優秀なるドイツ民族にふさわしい領土を確保すべきである。自らの民族のために流された血は必ず正当化される。たとえ今一人の血が流されても、将来においてドイツを担う千人の子供に血が流されないのであれば、それは必ずや賞賛される。責任のある政治家というものは、たとえ現代において攻撃されようとも、いつかは無罪判決を勝ち得るのである。
1
現在の危機的状況においても、我々は不変の意志と犠牲心によって、この困難と危機を乗り切るであろう。この戦争は、ソ連が勝利するのではない。1500年来ヨーロッパの東の境界を守ってきた大ドイツ帝国、これから先も、ヨーロッパの先頭に立つ大ドイツ帝国こそが勝利するのである。
大衆は小さな嘘より、大きな嘘の犠牲になりやすい。
今私はこの地上での生涯を終えるにあたって、あの女性を妻にしようと決意した。すなわち、長い年月にわたる忠実な友情を守って彼女の運命を私の運命と分かち合おうとしている女性と、私ならびに私の妻は逃亡及び降伏の屈辱を逃れるために死を選ぶ。
人々が思考しないことは、政府にとっては幸いだ。
わたしは間違っているが、世間はもっと間違っている。
天才の一瞬の閃きは、凡人の一生に勝る。
今日我が民族は、地上で滅亡する時点に、あるいは奴隷民族として他の民族に奉仕することになる危機に陥っている。我々は我が祖国の存続のために、我々の子供たちの毎日のパンのために、格闘しなければならない。闘争によって、武力によって、最後の精神力まで緊張させ、世界の強国となり、あたらしい領土を獲得することによってのみ、我が偉大なドイツ民族は生存することができる。
役に立つのは、人を殴れる人間だけだ。
今日では金が唯一の人生の尺度になったかのようだ。しかし再び人が気高き神に頭を垂れる時が来るだろう。
アドルフ・ヒトラーのすべての名言