米長邦雄
7
いちばん得意な戦法をやらないで、不得手な戦法に取り組む。あるいは相手の得意に飛び込んで行って戦う。それができるかできないかがポイント。
大事な局面では長考しない。簡単に決断する。
2
早く強くなる勉強法と、力を持続する勉強法は、別ものです。
将棋の世界で、一番大切な大局観だ。つまり、勝つためにはどうすればいいかを全体を通してみる「状況判断能力」である。
前に進もうとしなければ、後退してしまうものなんです。
14
一般的に形勢が有利なときは正攻法で攻めるのがよく、不利な場合はじっと我慢して、相手の攻めを耐え忍び、相手のミスを見つけたところで反撃に転じるという戦略をとる。
4
兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった。
20
今は最善なんだけど、それは今の時点であって、今はすでに過去なんです。
8
将棋界も「先生」と呼ばれるうちはまだまだだ、野球界の茂ちゃん、ワンちゃんのように。米ちゃんと呼ばれたい。
9
師匠の言葉には、すべて反発。
戦うなら、未来と戦うべきである。
5
意識して、頂上を見なければいけません。
3
自分にとっては消化試合でも、相手にとって重要な対局であれば、相手を全力で負かす。
自分にとって関係ない試合でも、相手にとって非常に重要な勝負の場合がある。そういう時こそ、自分の力を出しきらなければいけない。
15
モテない理由ははっきりしている。その男がケチだからである。
6
スランプへの対処法として、最も上策、極意ともいえるやり方は、「笑い」である。
真剣な時間があれば、その反動として遊び呆けるときが必要である。遊びは仕事の影である。
女房を大事にしないような男は、よそへ行ってもモテません。今、目の前にあるものを、大事にしないということですから。
13
目の前の仕事を社長になったつもりでこなしていくと、いずれ社長になれます。
12
死んだオヤジの棺の前では正座で、将棋盤の前ではあぐらというのはおかしい。
米長邦雄のすべての名言