「借りを作りたくない」といって、人の手を借りずに、自分で何とかしようとする。そんな人は、非常に多いですね。しかし、一人でできることなんてたかがしれています。納期が遅れたり仕事の完成度が低かったりすれば、取引先や上司、同僚に迷惑をかけるだけです。この悪循環から抜け出したいなら、借りを作ることから逃れてはいけません。
小倉広
小倉広のその他の名言
-
脳の働きには収束モードと拡散モードがあって、ものごとを整理していく収束モードにはデジタルツールが適していますが、想像力を膨らませてアイデアを出す拡散モードにはアナログが向いているような気がします。
-
リクルートには「気に入らなければ自ら変えよ。さもなくば従え」という有名な格言がある。判断力や決断力を磨きたいなら、不満を言う暇があれば変えるか従うかしてみることだ。いずれも経験になる。
-
集中力を発揮できる時間は、最も効率が上がるレバレッジの利く時間であって、1日における聖域ともいうべき時間帯です。通常は午前中でしょうが、この聖域にどれだけ重要な仕事ができるかがポイントになります。
-
やりがいは仕事をやり遂げて初めてわいてくる。やる前から、「つまらない仕事」と決めつけるのは間違い。やりがいは壁の向こうにある。
-
部下を叱るとき「ここがダメ」ではなく、「こうすればもっと良くなる」という前向きな表現を。これは「ネガポジ反転」と呼ばれる手法で、やる気を損なわずに欠点解消を促す効果があります。
-
地位が上がれば上がるほど、仕事とプライベートは切り離せなくなります。ストレスマネジメントは中間管理職ぐらいから意図的に心がけたい仕事のひとつです。
-
人は心のガソリンがあれば失敗を恐れずチャレンジをするが、ガソリンが空になると、チャレンジをしなくなる。「頑張れ」と声をかけることは、ガソリンをつぎ足すことよりも、むしろ減らすことにつながる。