ジョン・ラスキン
1
宗教はたくさんあるが、道徳はひとつのみである。
0
人生は非常に短い。しかもその中の静かな時間はあまりに少ない。私たちはつまらない本を読むことによって、その一時間をも浪費すべきではない。
われわれは中傷・偽善・裏切りを憤る。というのは、それらが真実でないからではなく、われわれを傷つけるからである。
すべての本は、束の間の本と生涯の本の2種類に分けられる。
知らないという言い訳は、決して責任を消滅させるものではない。
2
たいていの場合、多額のお金なんかよりもちょっとの思考と優しさの方が価値がある。
愛情と技術がともに働くとき、傑作は生み出される。
品質は決して偶然では作れません。それは常に知的な努力の結果です。
山岳はすべての風景のはじめであり、終わりである。
結婚とは、一時的の過渡状態を不断の務めとなし、発作的の愛を永久にする証書のようなものである。
あらゆる旅はその速さに比例してつまらなくなる。
技術とは知識と経験、そして情熱を合わせた力です。
この世で最も美しいものは、最も無用のものである。たとえば孔雀と百合をみよ。
上質は決して偶然にもたらされるものではない。それはいつも、知的に努力をした結果もたらされる。
3
根気は不屈の精神の最も素晴らしく価値ある要素であると同時に、最も難しい部分でもある。根気のない所に、幸福が訪れる望みはない。
嘘の本質は相手を騙しているところにある。言葉ではありません。
努力に対するもっとも価値ある宝石とは努力の末に得られる成果ではない。それはその過程でつくられた我々自身の姿である。
成功というものはその人の忍耐にかかっている。長い期間を耐えることができない者は希望するものを失うことになる。
あなたが光の上を歩いている限り暗闇はあなたに襲ってきません。
複雑であることよりも単純であることの方がずっと難しい。自分の高度なスキルを捨て適切な場所で簡単な実行だけを行うことの方が無差別に拡大させていくことよりもはるかに難しいからだ。
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