トーマス・カーライル
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いつだって心は、頭より先に物事をつかんでいる。
人の天性は良草を生ずるか、雑草を生ずるか、いずれかである。したがって、折をみて良草に水をやり、雑草を取り除かねばならない。
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目的を持たない人は、やがては零落する。まったく目的がないぐらいなら、邪悪な目的があるほうがましである。
一度でも心から全身全霊をもって、笑ったことのある人間は、救いがたいほどの悪人にはなれない。
たとえ太陽系と天体のすべてが壊れたとしても、君が死ぬのは一回きりだ。
成すべきことを見つけたものは幸いである。その人に他の幸福を求めさせてはならない。
「何かおかしい」という感覚が、科学の起源に違いない。
雄弁は銀なり。沈黙は金なり。
価値ある人間だけが、他人の持つ価値を理解できる。
健康な人は自分の健康には気付かない。病人だけが健康を知っている。
火が光の初めであるように、つねに愛が知識の初めである。
すべてのことにおいて、人間は苦悩をくぐり抜けて完成されるのである。
恋愛は発狂ではないが、両者には共通点が多い。
どんな確信も、行動に変わらなければ、価値は無い。
伝記のみが真の歴史である。
疑いもなく我々の大きな仕事は、遠くにある不明瞭なものを知ることではなく、手近にある確実なことを行うにある。
言葉の奴隷になるな。
人間が人間に与える力は無限である。
働くことができない、人間として使命を果たすことができない、これが結局、人間の唯一の不幸なのである。
圧力がなければ、ダイヤモンドは生まれない。
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