いくら立派な対策を立てても、忘れたり、三日坊主になったりしては意味がない。継続することで身体に覚え込ませる必要がある。それにはまず、見える化することだ。中学生時代、テニスに熱中していた私は、自分のミスに一定のパターンがあることに気が付いた。そこでそれを紙に書いてラケットに貼り付けることにした。「努力」とか「根性」などと書く選手はいても、細かなチェックポイントまでラケットに書く人はそういないだろう。おかげでプレーの最中でも目に入るため、逐一修正することができた。
齋藤孝
齋藤孝のその他の名言
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会話では「微笑む、うなずく、相づちを打つ」の三大要素を欠かさないのが極めて重要です。何を話しても反応しない人というのが、一番つまらないのです。
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雑談にはオチをつける必要はありません。雑談は雑な話だからこそ雑談。まとめようとした時点でゲームは強制終了。広がりがありません。時間がきてタイムオーバーくらいがちょうどいい。
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ポジティブな感情なら、仕事の場でも無理に押し殺すことはない。感情は伝わりやすいから、相手もポジティブになれる。そういう関係を築ければ、お互いに悪い印象を持つはずがない。
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うまくいかず悶々としているのかそれとも現状に満足せず成功に向かってエネルギーを貯めているのかその違いがその後の人生を左右します。
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いまや日本の会社そのものが、生き残りをかけた修正を迫られている。乗り遅れれば明日はないし、行き過ぎれば改悪になりかねない。