人に道順を説明する時、「右へ行って左へ行って」と伝えるより、地図を見せて「現在地はここ、目的地はここ」と言う方が、即座に伝わりますよね。人に何かを依頼する際も、まずは地図を見せること。「全体像の説明」が、それに当たります。
齋藤孝
齋藤孝のその他の名言
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聞き手が好意的な姿勢を見せれば、話し手は天にも昇るような気分になる。リアクションは円滑なコミュニケーションを育む大事なツール。
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本音を知りたいときに、個人の性格やコンプレックスは関係ありません。むしろ聞き方に問題がある場合が多いんです。質問の仕方を変えるだけで、驚くほど相手の回答が変わってきますよ。
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依頼したあとに「何か質問は?」と尋ねると、「特にありません」と言われることが多いと思いますが、「強いて挙げるなら?」ともう一歩踏み込みましょう。その返答次第で、相手の理解度を測れるでしょう。
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男女年齢を問わず、他部署の人とも話せる関係を築ければ、もっと心強い。それぞれの立場で情報交換ができるし、融通を利かせ合うこともできる。いわゆる社内人脈の重要性は、仕事ができる人ほど認識しているはずだ。
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依頼内容を伝えるときは「いつまでに」「何を」「どうしてほしいのか」など、多くても3点に絞るのがコツ。最初から「ポイントは3つあります」と伝えれば、相手も頭の中で整理しやすく、何が重要なのかも分かる。