A案かB案かで悩んでいるなら、A4のコピー用紙を横向きにして中央に縦線を引き、左側にA案、右側にB案の特徴をキーワードや概略図で書き込んでいきます。それによって視覚的に比較しやすくするわけですが、ポイントはこうして書き込むこと自体にあります。これによって情報が整理されるから、書き終わる頃にはほぼ結論が出ている場合が多いのです。
齋藤孝
齋藤孝のその他の名言
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本音を知りたいときに、個人の性格やコンプレックスは関係ありません。むしろ聞き方に問題がある場合が多いんです。質問の仕方を変えるだけで、驚くほど相手の回答が変わってきますよ。
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人間社会において運やチャンスをもたらすのは必ず「人」です。適度な人付き合いをし、気持ちのいい人間関係を築くことが運を呼び込む秘訣。
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男女年齢を問わず、他部署の人とも話せる関係を築ければ、もっと心強い。それぞれの立場で情報交換ができるし、融通を利かせ合うこともできる。いわゆる社内人脈の重要性は、仕事ができる人ほど認識しているはずだ。
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重要なのは、積極的にリアクションすることだ。相手に提供できるネタがなかったとしても、相手の話に上手に反応すれば場は持つ。それさえできれば世の中は渡っていける。
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聞き手が好意的な姿勢を見せれば、話し手は天にも昇るような気分になる。リアクションは円滑なコミュニケーションを育む大事なツール。
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頭の中で考えているだけではイメージをつかみにくいし、かといって長い文面は決断の材料には向いていません。決断を下すコツは図面化して考えることです。
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質問力を高めるには、人との対話が一番の近道。話しやすい人とばかり話していても聞く力は育ちません。苦手だなと思う人や状況こそ、聞き方の腕を上げるチャンスですよ。
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雑談で緩やかに入り、人間関係ができたと思ったらギアチェンジをして要件を簡潔に伝える。これをスムーズにできるのが、優秀な営業パーソンだといえます。
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1分で次々と決断を下せるようになるには、相応のトレーニングが必要です。ポイントは、自らそうせざるを得ない環境をつくって数場を踏むことです。