僕は、もと「引きこもり」だったんです。ほぼ1年間、真っ暗な部屋でレコードばっかり聴いていましたよ。その後、高校3年の新学期から復学をしたんです。最初は、みんなからどんな目で見られるか、不安でたまらなかったんですけど、誰も何とも思ってなかった。それまでの自分は他人にどう見られるかばかり気になっていたけど、「なんだ、僕は僕のままでいいんだ」って。
宮本亜門
宮本亜門のその他の名言
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人は誰でも大きな可能性を秘めていて、ただ得意不得意や、凹凸はある、それこそがその人のカラーとして引き出されれば輝くと思うんです。
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どんな作品もそうですが、大切なのはやっぱりその本質。それをしっかり押さえていれば、従来にない表現方法でも、観る人には伝わるものがきっとある。
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僕は50歳ですが、年齢は単なる数字にすぎないと思っていて、あまり意識したことはありません。気持ちは常に20代のつもりで、若いころと同じドキドキ感を持ち続けたいと思っています。
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ぼくはこれまでに受けたどのインタビューでも「死ぬまで演劇をやりたい」と言ったことはありませんし、むしろ大声で「いつ転職してもいい」と、言っています。
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正しい生き方なんてないのだから、固定観念に縛られないで自分という過去をつくっていくことが大事です。それができれば、いつまでも魅力的でいられるのではないでしょうか。
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演出は自分が好きでやっている仕事だから「みんなをまとめなきゃいけない」と思ってやったりはしません。何事においても「この職業だから、こうしなきゃ」って発想は、もうやめたのです。
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「人生二度なし」と思うと、今も悩んでいることが小さく思えてきてね。だから、行動し楽しむ。外に出て太陽を浴びる。それが今の僕の原動力なんです。