ひきこもっていたころは、日が増すにつれ、本当に怖かったですね。「もう一生仕事ができない、生活もできない。誰からも本当に認められない、自分は社会から外れた頭がおかしい人間だ」と本気で思うようになりました。真剣に考えても考えても、答えが見つからず、自分は社会から見放されたと、持ち前の反発精神すらすたれて自暴自棄になっていったのです。
宮本亜門
宮本亜門のその他の名言
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レコードで音楽を聞いていた時、心から音楽に没頭して、感動して喜んでいる自分がいたのです。これは最高の時間でした。考え過ぎていた自分が無心になれたのだから。
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「仕事をしてお金をもらい、社会的に認めてもらうためにお金がほしい」ではなく、「まず自分が何をしたいか、自分が何に情熱をもっているのか」が大切になると思います。
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いくらどんな形で働いていけばいいのかと悩んでも、すぐに答えは見つからない。その状況では、ひきこもることは仕方ないこと、言い換えれば、自分をリセットするための時間なのだとぼくは思います。
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正しい生き方なんてないのだから、固定観念に縛られないで自分という過去をつくっていくことが大事です。それができれば、いつまでも魅力的でいられるのではないでしょうか。
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仕事をするのは、お金そのものが目的ではなくて、何かしたいことがあって、それが人に影響し、ついには周りに認められ、お金が集まってくるのだと思うのです。
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よく「仕事をして、お金が手に入ることで、周りから認められる」と思っている方がいますよね。ぼくは、そう思えません。卵と鶏どっちが先か、ではないですが、順番が違う気がするからです。
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人は誰でも大きな可能性を秘めていて、ただ得意不得意や、凹凸はある、それこそがその人のカラーとして引き出されれば輝くと思うんです。
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ひきこもりは、誰でも持っている心のアップダウンのリズムや習慣。それを変えられるのも自分次第と感じてもらえるとうれしいです。
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ものづくりと同じで、舞台や演劇もまだまだ進化の途上。100%の完成はあり得ませんから、今できることを精いっぱい楽しみたい。
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もし昔の自分が現れて今の僕を見たらきっと「奇跡だ!」と驚いてくれるとでしょう。何故なら、人と話すのが怖い、目を見るのも恐ろしく、少しでも一人でいたかったからです。
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人に興味がないと言っていながら、本心では「人と関わりたい」からこそ、感受性が過剰に反応してしまうこともあると思うんです。