星野仙一
3
思い悩んでいるなら、前に出るのが男だろ。
1
野球がなくなったら日本もなくなる。
2
一生懸命というのは自分で決めるものではない、他人に認められて初めて一生懸命と言えるんだ。
9
ベッカムはかっこいいとは思わない。うちの選手の方が男前だよ。
今まではシーズン中に巨人と戦っていたためリーグ優勝で燃え尽きていたが、今回は日本シリーズの対戦相手が巨人だったため、最高のボルテージで戦えた事が大きかった。
いや、これ本当かな?ほっぺをつねりたいくらい。まだ信じられないね。でも現実に宙を舞って「ああ、やったんだ!みんながやってくれたんだ!」という思いです。あの3年前の震災から、みんなで東北の皆さんの苦労を少しでも和らげようと。みんなが楽天の歴史の1ページに、きちっと今日という日を記してくれましたね。
0
全てはフェアプレーで行われるべきであり、その上でライバルに優れた点があれば、率直に認め、学び、吸収せよ。
IOCはなぜ野球を五輪から除外するのか、この地球上で年間何千万という人達の関心を揺すって楽しませているようなスポーツ競技は、野球の他にどれくらいあるだろうか。
楽天イーグルスのピッチャーと言えば田中!と思われるかもしれませんが、田中だけじゃない。みんながしっかりと投げ抜いて、ここを守ってくれました。
人生の1%をボランティアに捧げ。
孫と言うには歳を取りすぎているし、子どもと言うにはちょっと若いしな!でも、やる気と気迫は今の選手に負けません。
4
知っているのにできなければ、理論も知識もただの屁理屈といわざるをえまい。
野球は点取りゲームだからね。200メートル飛ばしても、ランニングホームランを打っても1点は1点だ。
我々にとって野球というのは仕事ですから仕事に対して闘争心がないというのは生活権を放棄していると僕は受け取ります。人生を放棄していると言っても過言じゃないと思います。ですから、逃げる人間。それは自分でレギュラーなりチャンスなりを放棄していると僕は見ます。もう泥まみれでがむしゃらで苦しめばいい。僕は苦しんでいるうちはチャンスをあげます。逃げるやつにはチャンスをあげません。
野村さんは阪神での3年間、「弱者が強者に勝つ野球」というものを標榜されていたそうだが、私の場合は「弱者を強者にする野球」だ。野村さんといえばご存知ID野球。野球は考えるスポーツ、頭でやるスポーツとして捉え、指導していくスタイルの人だが、私が阪神で選んだのは端的にいうと体の野球だ。これはどちらがいいとか悪いとかの問題ではなく、弱いチームの選手を鍛えて、戦っていくための順番として問題として考えてもらえればいいだろう。
不平等な世界だからこそ、ひいきされるような選手になれ。
レアルって巨人だろ?強いところへ行って勝ってどうすんの。
差を埋めるのは技術や戦術じゃない。気持ちなんだ。うちのチームは育ちのいいやつが多いんだな。悪く言えば、のんきなんだよ。だからもうちょっとやんちゃでいてほしい。やんちゃ坊主でなきゃ、最後まで強気で、相手を見下ろして戦うことはできないのだから。
監督に逆らえる選手がいないのがさびしい。選手交代された時に「大丈夫です。まだやれます」という気持ちがある選手が欲しい。
就任した当時、いきなり大震災。えらいことになってしまったなと。でも、前を向くしかない。それを乗り越えるという試練を選手たちに与えたんだと。少しでも東北の被災者の皆さんに強さを見せて、少しでもその心を和らげてあげようと。これで全てをお返しした訳ではないけれど、これから一つ一つ東北の皆さんとともに闘い、歩んでいきたいと思っています。
星野仙一のすべての名言