ロバート・キヨサキ
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ビジョンのある人々は問題や投資の本質を見通す能力を身につける。彼らは視界の良さを重んじるのだ。
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反抗期時期は、親に言われたことではなく、「自分が学びたいこと」を学ぶ能力が伸びる。「考える力」「自分で選ぶ力」を発揮し始める。「なぜだろう?」と思っていることに対する答えを自分で探そうとする。あなたが親ならば、子供が自分で考えてみるように促すといい。
商品やサービスがどんなにすばらしくても、それだけではビジネスは成功しない。ビジネスが成功するかどうかは、「ビジネスの基礎的条件」を整えることにどれだけ注意を払うかにかかっている。当たり前に聞こえるこのことを、あなたはどれだけ実行できているだろうか。
あなたが会社でリーダーとしての役割を担っているなら、ルールを決めたり、変えたり、守らせたりするのはあなたの仕事だ。そして、最も重要なのは、自らがそのルールを守ることだ。
諦めないことだ。どんなことにも可能性はあるのだから。
より多くのお金を持っていれば、それだけ多くの選択肢が与えられる。
リスクがそこにあるというだけでは、それが危険であるとは限らない。
投資は小さな金額で始め、小さなステップを踏んでいくようにすれば、大金を失うリスクを負わずに勉強することができます。
もし危険を冒したり心配したりするのが嫌だというならば、若いときに始めることだ。
あなたが真の投資家になりたいなら、四種類の資産のすべてに投資すべきだ。そして、そのうち一種類か二種類の資産については、投資に精通した専門家のレベルに到達しなければならない。ほとんどの人は、株や債券、投資信託といったペーパーアセットにしか投資しておらず、しかも、自分がどんな投資をしているかについて何の知識もない。だから、ファイナンシャル・プランナーの言うことを鵜呑みにして、ペーパーアセットという一つのカゴを後生大事に抱え、市場が常勝してくれることを祈り続けている。
この世には、お金に関する不可思議な「聖なる経典」がいくつか存在している。なかでも有名なものが、「長期投資、分散投資をせよ」というものだ。こんな経典は焼き捨てなければならない。それは良くない投資法だし、何百万という人々に損害をもたらす。市場が極端に不安定で暴落も起こっているときの被害は、さらに甚大なものになる。
謙虚で、ユーモアの精神を持ち続けること、自分のことを笑いとばせるような心のゆとりが大事だ。
金持ち父さんは私によくこう言っていた「金持ちになる方法はたくさんある。だが、その方法には、それぞれ支払わなければならない代償がついてくる」。
洗練された投資家が真っ先にする質問は、「どれだけ早く投資資金を回収できるか」だ。もう一つの質問は、「ダダで何が得られるか」、つまりどんな「分け前」にあずかることができるかだ。だからROIが非常に重要になる。
君は物の味方を変えなくちゃだめだよ。私が問題なんだと思っていたら、私を変えなければ解決しない。もし自分自身が問題なんだと気付けば、自分のことなら変えられるし、何かを学んでより賢くなることも出来る。たいたいていの人が自分以外の人間を変えたいと思う。でもよく覚えておくんだ。他の誰かを変えることよりも、自分自身を変えることの方がずっと簡単なんだ。
現金や、金などの投資商品そのものが、あなたを金持ちにしてくれるのではない。同じものに投資しても、大儲けする人もいれば大損する人もいる。あなたを金持ちにしてくれるものは、「知識」と、「その知識を現実に応用する能力」だ。
失敗は成功のもとであることをつねに念頭に置くことが大切です。思い通りの運用結果が出なかったとしても、そこからなにかしらの教訓が得られるはずですから、結果とじっくりと向き合ってください。「今回の経験から学べることはなんだろうか。次回はどんなやり方で投資したらいいのだろう?」と、自分自身に問いかけるのです。
生に一番害のある言葉は「明日」だ。この言葉を一番多く使うのは、貧乏な人、成功しない人、不幸な人、不健康な人なんだ。彼らはよく「明日から投資を始める」とか、「明日からダイエットを始める」「明日から本を読む」などと言う。「明日」という言葉ほど、多くの人の人生をだめにする言葉はほかにない。
弱いリーダーの会社は弱くなる。リーダーであるはずの起業家や経営者が、当たり障りのない態度をとろうとしたり、人気取りをしようとしたりしたために、行き詰ったり破綻したりする会社がたくさんある。
私がまだ子供だった頃、老後の暮らしに備えることはさほど難しい話ではなかった。たいていの場合、貯蓄に励み、住宅ローンを支払い、身の丈に合った生活をしていれば、安心して引退することができた。だが、時代は変わってしまった。私たちは今、よほど高いファイナンシャル教育を身に付けていないと、おちおち引退もできない世の中に生きている。お金を貯めているだけではもはや十分ではない。
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