松岡修造
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諦めんなよ!諦めんなよ、お前!!どうしてそこでやめるんだ、そこで!!もう少し頑張ってみろよ!ダメダメダメ!諦めたら!周りのこと思えよ、応援してる人たちのこと思ってみろって!あともうちょっとのところなんだから!
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世間はさぁ、冷てぇよなぁ…みんな君の思いが…感じてくれねぇんだよ。どんなに頑張ってもさぁ「なんでわかってくれねぇんだよ!」って思う時あるのよね…でも大丈夫!分かってくれる人はいる!そう!俺について来い!!
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引退した時、次に何を目標に過ごせばいいか僕も迷いました。最初の1~2年はあらゆることにチャレンジしました。何もかもが初めての経験で、思うような出演の仕方ができず悩んだこともありましたが、自分を知るうえでは大事な期間でした。
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人は長所を認められると、もっと上に行こうとします。テニスでも褒めると上達しようとし、弱点だと思っていた部分さえ自然と修正されていくことが多いものです。逆に短所ばかり指摘されて、「こうしろ、ああしろ」と直されていると、得意だった部分までおかしくなってしまうことがあります。
おまえの終わり方は、なんとなくフィニッシュだ!
人前で緊張するのは自然な反応です。プレッシャーが人を強くします。逃げ出したくなるような感覚がなくなったら、モチベーションもなくなってしまうような気がします。
「最終的に自分のやりたいことは何か」と俯瞰してみると、「ああ、嫌だ嫌だ」と思うことも、目標を達成する過程のひとつと思えてきて、ずいぶん楽になります。仮に、「目標を達成するために、頭を下げてこい」と言われても、いまの僕なら「これで目標に近づけるんだ」と考えて、頭を下げるでしょう。その方が自分の気持ちが楽になるからです。
僕は初対面の子供でも平気で叱っているイメージがあるかもしれませんが、それは誤解です。相手のことをよく知らないうちから叱ることは絶対にありません。たとえばボーッとして話を聞いていないような子が、実はちゃんと聞いていたり、ご機嫌を取ろうとちゃんと聞いたフリをして実は聞いていない子もいる。相手をちゃんと知ったうえで、叱る・叱らないの判断をしています。
本気になれば自分が変わる!本気になれば全てが変わる!!
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「好きなこと」「自分にしかできないこと」に一所懸命になれているからこそ、僕の思いがストレートに視聴者に伝わっている。
過去のことを思っちゃダメだよ。何であんなことしたんだろ…って、怒りに変わってくるから。未来のことも思っちゃダメ。大丈夫かな、あはぁ~ん。不安になってくるでしょ?ならば、一所懸命、一つの所に命を懸ける!そうだ!今ここを生きていけば、みんなイキイキするぞ!!
僕もそうなのですが、日本人は相手を気遣うあまり、悪いこともしていないのに「すみません」と言う癖があります。礼儀正しいことは日本人の長所ですが、ときとして「すみません」は自分を弱める言葉になってしまいます。だから、礼儀以外のことは「すみません」から始めない方がいいのです。
叱るべきときはきちんと叱ることが重要です。叱るとは感情的になって怒り散らすことではありません。僕が叱るというボタンを押すのは、褒める言葉や自信をつける言葉とワンセットにして、今叱ればその人が確実に成長できると判断したうえです。叱ることで何を気づかせるかを見据えたうえで叱るべきなのです。
いきなり大きな達成感が来るのを待っていても、たぶん、いつまでたっても来ない。でも、小さな達成感を味わうことは、毎日の生活の中でできます。日々、小さな達成感を見つけていけば、いまの仕事がもっともっと好きになれるのではないでしょうか。その小さな達成感は、池に投げ入れた小石が水面に穏やかに波紋を広げていくように、人生をじわじわと楽しい方向へ変えていく。僕はそう信じています。
苦しんで必死に頑張れば必ず結果がついてくるものでもない。「正しい頑張り方」をした人こそが結果を出す。
あなたの人生を生きるのは、あなた自身しかいません。他人は決してあなたの人生を生きてはくれないのです。「忙しい」「難しい」と言ってばかりいないで、自分で自分の人生をつくり上げていってください。
いまの僕には勢いがある。
世界のトップアスリートを指導していたスポーツ心理学者のジム・レーヤー氏から、本格的なメンタルトレーニングを受けました。最も衝撃を受けたのは、「遊んで、リラックスする時間を持て!」ということでした。それまでは、「努力」と「結果」は比例するものだと疑わず、休むことは不安要因でしかなかった。しかしレーヤー氏は、オンとオフのバランスを意識すれば体調や精神状態をいい状態に保ち、メンタルの浮き沈みに翻弄されずに済むと教えてくれた。
過去の経験は、すべて現在につながっています。昔のことばかり蒸し返すより、「楽しいことも嫌なことも全部ひっくるめた過去が現在を形成している」と考える方が、精神衛生上、よほど良いとは思いませんか?
やがて僕のレベルも知らず知らずに上がっていった。なぜなら、僕が戦う相手は、いつも自分より強かったからである。
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松岡修造のすべての名言