チェ・ゲバラ
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世界のどこかで、誰かが蒙っている不正を、心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。それこそが革命家としての、一番美しい資質なのだから。
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人は毎日八時間かそれ以上、商品として機能する。つまり比喩的に言うと、個人としては死んでいる。
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もし我々が空想家のようだと言われるならば、救いがたい理想主義者だと言われるならば、できもしないことを考えていると言われるならば、何千回でも答えよう。そのとおりだ、と。
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大きな仕事をおこなうには、なにごとであれ情熱が必要だ。革命には、多くの情熱と大胆さが求められる。
代表の皆さん、これは、アメリカ大陸における新たな姿勢だ。我らの人民が日々上げている、叫び声に凝縮されている。また全世界の民衆に支持を呼びかける叫びだ。特にソ連が率いる社会主義陣営の支持を。その叫びとは、こうだ――「祖国か、死か!」。
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2つ、3つ・・・、数多くのベトナムをつくれ、これが合言葉だ。
人は毎日髪を整えるが、どうして心は整えないのか。
我々には誰だって、ちょっとした虚栄心が隠れているものだ。当時私は、世界で一番プライドの高い男だと思っていた。
私を殺しに来たのだろう。撃て、臆病者め。お前の目の前にいるのはただの男だ。
世界に問題があるならば、それに対して反応し、行動することが大事だ。
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「開発途上」とは何か?歪められた異常な開発の産物である。それが我々だ。我々は丁寧に「開発途上」と表現されているのである。実際は、我々は経済制度を帝国主義によって変形させられた、植民地あるいは反植民地、あるいは従属国の住民である。
甘ったるいと思われるかもしれないが、言わせてほしい。本当の革命家は、大いなる愛情に導かれている。愛のない本物の革命家なんて、考えられない。
我々にとって社会主義の確かな定義は人間の人間による搾取の撤廃以外にない。
私のことを冒険家というのなら、たしかにそうだ。しかし、私は違うタイプの冒険家だ。自分の真理を証明するためなら、命も賭ける冒険家だ。
いきあたりばったりに南北アメリカを旅したことで、私は、自分でも気づかないほど変わった。
私は39歳になった。ゲリラ戦士としての自分の将来について考えなければならない年齢に、容赦なく近づいている。
2
夢みがちな心を満たそうと思うと、ひとところに落ち着くことがなかった。医学部にも病院にも試験にも、飽き飽きしていた。
これからは良い事をされたら100倍にして返せ!その代わり嫌な事をされたら100分の1にして返せ。
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私はいまだに冒険家ではあるけれど、いまの私の冒険は正義を追い求めることだけだ。
「集団」は「個」と対立するもの、という感覚がどんどんふくらんでいった。前もそうだったように、私はいつも人から私的な援助を受けず一人で我が道を探し出すたちだ。でもいまでは、自分の歴史的任務について考えるようになった。私もいっぱしの人間であると感じられて、満足だ。
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