チェ・ゲバラ
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私はいまだに冒険家ではあるけれど、いまの私の冒険は正義を追い求めることだけだ。
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信じられないような偶然のおかげで、私にはいまわかった。私は旅をする運命にあるのだ、と。
いきあたりばったりに南北アメリカを旅したことで、私は、自分でも気づかないほど変わった。
私は39歳になった。ゲリラ戦士としての自分の将来について考えなければならない年齢に、容赦なく近づいている。
2
何千回でも答えよう。「その通りだ」と。
列強諸国の生活水準は、極度の貧困の上に成り立っている。
5
「開発途上」とは何か?歪められた異常な開発の産物である。それが我々だ。我々は丁寧に「開発途上」と表現されているのである。実際は、我々は経済制度を帝国主義によって変形させられた、植民地あるいは反植民地、あるいは従属国の住民である。
甘ったるいと思われるかもしれないが、言わせてほしい。本当の革命家は、大いなる愛情に導かれている。愛のない本物の革命家なんて、考えられない。
人間には誰でもその人なりの欠点があるが、私の欠点は誰の目にもわかりやすく、互いに矛盾しあっている。
我々には誰だって、ちょっとした虚栄心が隠れているものだ。当時私は、世界で一番プライドの高い男だと思っていた。
私を殺しに来たのだろう。撃て、臆病者め。お前の目の前にいるのはただの男だ。
戦場にもってきた思い出のよすがは、二つだけ。一つは妻からの包帯、もう一つは母からもらった石のついたキーホルダーだ。
大きな仕事をおこなうには、なにごとであれ情熱が必要だ。革命には、多くの情熱と大胆さが求められる。
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代表の皆さん、これは、アメリカ大陸における新たな姿勢だ。我らの人民が日々上げている、叫び声に凝縮されている。また全世界の民衆に支持を呼びかける叫びだ。特にソ連が率いる社会主義陣営の支持を。その叫びとは、こうだ――「祖国か、死か!」。
私たちは、身体中ヒロイズムにあふれていたが、頂上にたどりつけなかった。訓練で死ぬ覚悟はできていた。
1
人は毎日八時間かそれ以上、商品として機能する。つまり比喩的に言うと、個人としては死んでいる。
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我らの人民は声を上げた、「もう十分だ」と。この偉大な人民の行進は、真の独立を勝ち取るまで続く。あまりにも多くの血が流されたからだ。
母に、ここに来てほしい。そのひざに私が頭をのせたら、ただひたすら優しく「わたしのぼうや」といって、そっと私の肌に触れて欲しい。私の体がそう求めている。
仕事を辞めなければならないのは私も同じだったが、彼と違ってとてもうれしかった。
2つ、3つ・・・、数多くのベトナムをつくれ、これが合言葉だ。
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