高橋尚子
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考えたところで見えていないもの、まだ分からないことをあれこれ悩んでも仕方ない。
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ケニアでマラソン大会をしませんかという話をいただいて、それなら一緒に何か意味のあることをしたいと考えたんです。ケニアはまだ靴を履けない子どもたちが大勢いると聞きました。私も靴は自分の体の一部と思って大事にしてきたので、子どもたちと大切な靴でつながりたいということで、靴を渡すことに決めました。
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私がいつも最終決断を下すとき、自分の身を断崖絶壁に置きます。こちらがダメならあちらがあるという甘い考えを少しでも持つと、100パーセントの力で扉をこじ開けることができないからです。
すべての1日が精一杯頑張ったという1年にしたい。
私たちにとって、二度と来ない時間を楽しい思い出にできることが、一番幸せなことだし、大切なことだとおもいます。
よかったことの現実も、悪いことの現実も、次へ向かう糧にしたい。
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それまで毎日が試合というような練習を全力でやってきましたので、当日はまったく緊張しませんでした。
暗闇の中でも、夢を持つことで、ホントに1日1日を充実した時間を過ごすことが出来ました。なので、陸上に関係なく、いま暗闇にいる人や悩んでいる人、ほんとに1日だけの目標でも3年後の目標でも何でも目標を持つことで、すごく一歩一歩1日が充実すると思います。
いままでにいったいどれだけ走ったか...残すはたった42キロ。
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人以上やって人なみ。人の倍以上やってようやく..。もう走れないほど練習しても一晩寝ると不思議と走れてしまう。
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負けるのが、恥ずかしいとは、思っていません。
諦めなければ夢は叶う。
ハートはそんなに強くないと思います。どちらかというと精神的に弱いです。ここまでやってこられたのは、いつもその時々の目標を追いかけていたからだと思います。
痛い目にあったとしても、失敗すらできない人生よりずっと楽しい。
自分だけのバイブル。
とても楽しい42キロでした。
復活へのモチベーションは、すごくたくさんの人に応援してもらってきたので、その人たちに恩返しをしたい思いでした。そして、2005年の東京国際女子マラソンで復活につながったんです。最後の目標は、国内3大国際女子マラソンで優勝することでした。それはもうずっと前からやりたくて胸に秘めていたんです。
太陽みたいな存在ですね。いつも明るく照らしてくれて。時には親になり、時には恋人のような時もあるくらい、すごく身近な方です。私以上に私のことを知っているのかなと思います。
ウェイトトレーニングも含めた正しいトレーニングをする事で、パフォーマンスアップが望めると思います。
「ちょっとだけ頑張る」ことを、毎日続けてみよう。
高橋尚子のすべての名言