ドストエフスキー
5
自分を嘘であざむき、自分の嘘に耳を傾ける人は、ついには自分のなかの真実も周囲の真実も見定めることができなくなり、その結果、自分をも他人をも尊敬できなくなる。
2
夫が妻にとって大事なのは、ただ夫が留守の時だけである。
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よき時代は天から降ってくるものではなくて、わたしたちが自分でつくり出すものです。それはわたしたちの心の中にあるものなのですよ。
あの言葉はもちろん、思わず口からこぼれたのだが、思わず言っただけによけい重大なのだ。
1
決して一か八かというきわどいところまで進んではいけない。それが夫婦生活の第一の秘訣である。
太陽におなりなさい。そうすれば、誰もがあなたを仰ぎ見ることでしょう。
誰ひとり尊敬する相手がなくなると、人は愛することをやめ、愛を持たぬようになると、何かに没頭して気をまぎらすために情欲や卑しい快楽に溺れて、あげくのはてには畜生同然の罪悪を犯すようになります。
娘の恋は母にとっては死である。
人間のできる唯一のことは、自分自身が精神的に成長することです。
3
思想は感情のなかから生まれる。そしてその思想が人のうちに根をおろすと、今度は新しい感情を形成する。
良心の自由ほど魅惑的なものはないけれど、またこれほど苦しいものはないのだ。
神がいなければ、すべてが許される。
幸福は幸福の中にあるのではなく、それを手に入れる過程の中だけにある。
もし他に方法がなければ乞食になってもいい。しかも乞食になったらその日から、手に入ったお金は自分のためにも、家族のためにも、無駄なことに絶対に浪費しないという徹底的な粘り強さ-これさえあれば、人間は誰でも金持ちになれるものである。
愛情に満ちあふれた心には、悲しみもまた多いものである。
愛のないところには、良識もまた育たない。
幼年時代の思い出から得た神聖な貴重なものなしには、人間は生きてゆくこともできない。
堪え忍べ、働け、祈れ、そしてつねに希望を持て。これがわたしが全人類に一度に吹き込もうと願っている真理なのです!
謙虚な愛は、暴虐よりずっと効果の多い怖ろしい力である。
「私にはその行為に責任があるのだろうか?ないのだろうか?」という疑問が心に浮かんだら、あなたに責任があるのです。
ドストエフスキーのすべての名言