デカルト
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この世で最上の善とは何か。それは「健康」です。健康はあらゆる善の基礎となります。
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難しい問題は、小さく分けて考えなさい。
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あまりに旅に時間を費やす者は、最後には己の国でよそものとなる。
賛成の数が多いからと言って、何一つ価値のある証拠にはならない。
いま私は、感覚はときとして我々を欺くこと、感覚を信頼するのは無謀であることを確認した。
良識をもつだけでは十分でない。良識をよく用いることが肝要である。
もしあなたがほんとうに真理を探究するなら、いちどは自分の人生におけるすべてのものを可能な限り疑わなければならない。
あなたの人生はあなたが思い描いた通りになると言ったらどうしますか?
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行為すること、これが存在することである。
この世界には確かなものは何もない。しかしながら、少なくともこの私は何かであるはずだ。それとも私も存在しないと確信したのか。しかしいかなることを納得したにせよ、そのとき私は存在していた。
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最高の学問とは何か。それは世間という膨大な量の書物から学ぶことである。
一日一日を大切にしなさい。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れるのですから。
我思う、ゆえに我あり。
誤りとは欠陥にすぎない。
たとえ意地悪な神に騙されていても、私は存在している。存在しないものを騙すことなど、できるはずがないのだから。
人の考えを本当に理解するには、彼らの言葉ではなく、彼らの行動に注意を払え。
理性によってのみわれわれは人間となる。
どこかの森に迷い込んだ旅人たちは、あちらへ向かったり、こちらへ向かったりして、迷い歩くべきではなく、いわんやまた一つの場所にとどまっているべきでもなく、つねに同じ方向に、できる限りまっすぐに歩むべきである。その方向を彼らに選ばせたものが初めは単なる偶然にすぎなかったかもしれぬにしても、少々の理由ではその方向を変えるべきではない。というのは、旅人たちは彼らの望むちょうどその場所に行けなくても、少なくとも最後にはどこかにたどりつき、それはおそらく森の真ん中よりはよい場所であろうからである。
私とは、疑い、思いつき、確信し、否定し、欲し、欲せず、想像し、感じるあるものだ。
精神を思う存分働かせたいと願うなら、体の健康に留意することだ。
デカルトのすべての名言