デカルト
1
疑いは知のはじまりである。
0
もしあなたがほんとうに真理を探究するなら、いちどは自分の人生におけるすべてのものを可能な限り疑わなければならない。
欠陥はいつも、それを取り除くために必要な変化よりはずっと耐えやすいものとなっている。
3
この世で最上の善とは何か。それは「健康」です。健康はあらゆる善の基礎となります。
2
いま私は、感覚はときとして我々を欺くこと、感覚を信頼するのは無謀であることを確認した。
最高の学問とは何か。それは世間という膨大な量の書物から学ぶことである。
あまりに旅に時間を費やす者は、最後には己の国でよそものとなる。
この世界には確かなものは何もない。しかしながら、少なくともこの私は何かであるはずだ。それとも私も存在しないと確信したのか。しかしいかなることを納得したにせよ、そのとき私は存在していた。
難しい問題は、小さく分けて考えなさい。
人の考えを本当に理解するには、彼らの言葉ではなく、彼らの行動に注意を払え。
あなたの人生はあなたが思い描いた通りになると言ったらどうしますか?
良識をもつだけでは十分でない。良識をよく用いることが肝要である。
たとえ意地悪な神に騙されていても、私は存在している。存在しないものを騙すことなど、できるはずがないのだから。
自然の理性だけをまったく純粋に働かせる人たちのほうが、古い書物だけしか信じない人よりも、いっそう正しく私の意見を判断してくれるだろう。
私とは、疑い、思いつき、確信し、否定し、欲し、欲せず、想像し、感じるあるものだ。
一日一日を大切にしなさい。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れるのですから。
行為すること、これが存在することである。
ギリシアの画家アペレスは、自分の絵の後ろに隠れて人々の率直な批判をきき、腕を磨いたという。自己教育の手段である。
不決断こそ、最大の害悪である。
誤りとは欠陥にすぎない。
デカルトのすべての名言