哲学者、数学者
デカルトの名言。全59個。
賛成の数が多いからと言って、何一つ価値のある証拠にはならない。
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秀でたる知性を有するだけでは十分ではない。大切なのは、それをうまく活用することである。
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良識はこの世でもっとも公平に配分されているものである。
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我々は、すべてのものが我々のためにつくられたのだと思ってはならない。
あなたが真実を探求したいのならすべてのことを少なくとも一度は、疑ってみる必要があります。
自然の理性だけをまったく純粋に働かせる人たちのほうが、古い書物だけしか信じない人よりも、いっそう正しく私の意見を判断してくれるだろう。
最高の学問とは何か。それは世間という膨大な量の書物から学ぶことである。
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一日一日を大切にしなさい。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れるのですから。
この世で最上の善とは何か。それは「健康」です。健康はあらゆる善の基礎となります。
欠陥はいつも、それを取り除くために必要な変化よりはずっと耐えやすいものとなっている。
良き書物を読むことは、過去の最も優れた人達と会話をかわすようなものである。
経験というものは、人が知識において進めば進むほど、それの必要を感じさせるものである。
精神を思う存分働かせたいと願うなら、体の健康に留意することだ。
あなたの人生はあなたが思い描いた通りになると言ったらどうしますか?
不決断こそ、最大の害悪である。
決断ができない人間は、欲望が大きすぎるか、悟性が足りないのだ。
真理を探究するのであれば、人生において一度は、あらゆる物事をできる限り深く疑ってみる必要がある。
自分自身の思考を除いて、我々の中で絶対的な力など存在しない。
哲学はあらゆることについて、まことしやかな話をし、学の浅い人々の称賛を博する手段を与える。
心を向上させるために、われわれは瞑想することよりも、学ぶことを少なくすべきである。
人間の誤りの主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である。
ひとたびでもわれわれを欺いたものを完全には信じないことは思慮深さのしるしである。
怒りによって赤くなる人々は、怒りによって青くなる人々よりも怖ろしくない。
もしあなたがほんとうに真理を探究するなら、いちどは自分の人生におけるすべてのものを可能な限り疑わなければならない。
人の考えを本当に理解するには、彼らの言葉ではなく、彼らの行動に注意を払え。
一度でも人を騙せば二度とその人から信用されることはありません。
人々が何を考えているかを知りたければ彼らが何を言うかではなく何をするかに注意を払いなさい。
世界を征服するのではなく自分を征服しなさい。
ギリシアの画家アペレスは、自分の絵の後ろに隠れて人々の率直な批判をきき、腕を磨いたという。自己教育の手段である。
いたるところで目の前に現れる事柄について反省を加え、そこから何らかの利点を引き出すことだ。
私とは、疑い、思いつき、確信し、否定し、欲し、欲せず、想像し、感じるあるものだ。
私がこれまでに解決した個々の問題は、後に別の問題を解決するための法則となった。
真実がわからないときはもっとも可能性が高いと思うものを選びなさい。
人間の心というのは最大の悪を持つこともできるし最大の美徳を持つこともできるのです。
どれほどの知性を持っていたとしても、それだけでは不十分です。大事なのはそれを使うことです。
常識とはこの世で最も広く分配されている日用品である。
難問は、それを解くのに適切かつ必要なところまで分割せよ。
あまりに旅に時間を費やす者は、最後には己の国でよそものとなる。
この世にあるもので、最も公平に分配されているのが良識である。
完全数というのは、完全な人間と同様、非常に稀な存在である。
みせかけの快はしばしば真正の悲しみにまさる。
良識をもつだけでは十分でない。良識をよく用いることが肝要である。
良い精神を持っているだけでは十分ではなく、大切なのはそれを良く用いることだ。
わたしたちの意見が分かれるのは、ある人が他人よりも理性があるということによるのではなく、ただ、わたしたちが思考を異なる道筋で導き、同一のことを考察していないことから生じる。
たとえ意地悪な神に騙されていても、私は存在している。存在しないものを騙すことなど、できるはずがないのだから。
問題を考える時はなるべく小さく分けなさい。
真理を探求する前に、疑えるだけ疑う必要がある。
行為すること、これが存在することである。
神は天と地、およびその間に存在するすべてを創造した。
誤りとは欠陥にすぎない。
自分を判断する場合、いつも、自惚れるより疑心を抱く。
いま私は、感覚はときとして我々を欺くこと、感覚を信頼するのは無謀であることを確認した。
この世界には確かなものは何もない。しかしながら、少なくともこの私は何かであるはずだ。それとも私も存在しないと確信したのか。しかしいかなることを納得したにせよ、そのとき私は存在していた。
世界ではなく、自分自身を征服せよ。
難問は分割せよ。
理性によってのみわれわれは人間となる。
どこかの森に迷い込んだ旅人たちは、あちらへ向かったり、こちらへ向かったりして、迷い歩くべきではなく、いわんやまた一つの場所にとどまっているべきでもなく、つねに同じ方向に、できる限りまっすぐに歩むべきである。その方向を彼らに選ばせたものが初めは単なる偶然にすぎなかったかもしれぬにしても、少々の理由ではその方向を変えるべきではない。というのは、旅人たちは彼らの望むちょうどその場所に行けなくても、少なくとも最後にはどこかにたどりつき、それはおそらく森の真ん中よりはよい場所であろうからである。
読書とは過去の偉大な人々との会話である。
難しい問題は、小さく分けて考えなさい。