世の中の出来事は不連続なもので、まさかということが現実に起きる。そんな窮地に立たされたときこそ、平時ではありえない次元の思考が生み出されるんです。むしろものごとの本質なんて、そんな非常時でもなければ、簡単に向き合えるものではないですよ。
正垣泰彦
正垣泰彦のその他の名言
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トラブルが起きたときこそ改善するチャンス。トラブルが起きたときは「何か問題があることを教えてくれているのだ」と感謝の気持ちを持って対応しましょう。
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創業当時、サイゼリヤは全くお客さんが来ない店でした。私はそれを立地条件に魅力がないからだと。商品に価格以上の値打ちがあれば、遠かろうが、行列で並ぼうが、お客さんは来てくれるのですから。
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サイゼリヤに適した食材を手に入れるには、自分たちでつくるしかない。そう考えて、お客様がいちばんおいしいと思うものを、種や肥料、牧草も含めて、全部最初からつくることにしました。
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厨房内の作業を、関節を曲げる回数に至るまで細かく分析して無駄をなくしています。従業員が疲れない動作を突き詰めた結果、包丁もなくなってしまった。
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飛行機のファーストクラスだって、鍋も包丁もないけれど、一流ホテル並みの料理が出てくる。包丁がないから手抜きというわけではありません。
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店の調理作業を半分にして、残りの作業はカミッサリーで吸収することにしました。1カ所でまとめて処理したほうが、数量や品質などのばらつきも防げますからね。
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利益を確保するためには、いかに自分たちの無駄をなくすかということが大切。売上は水ものですが、利益は自分たちでコントロールできるわけですからね。
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目的地に向けてクルマを走らせているときにアクセルやブレーキを踏むのは当たり前です。それは経営でも同じです。大切なのは目的地を見失わないことです。