何も問題がないときは、努力は「手を広げる方向」に行きがちですが、窮地に追い詰められたときほど、自分たちが社会から本当に求められているもの、一番の強みが浮き上がってきます。これもチャンスのひとつです。不連続なこと、予測できないことが起きたときこそ、既存のシステムを守るより「まさか」を受け入れなければ駄目です。根本的なものを考えられるタイミングはそこしかないんです。
正垣泰彦
正垣泰彦のその他の名言
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今の時代の値打ちというのは、価格と品質と便利さだと思います。どんなに商品やサービスがよくても、便利さがなければ売れません。
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公明正大にやれば絶対に信頼は回復できる。不祥事のときこそ、自分たちにとって不都合のなことでも一切誤魔化してはいけないんです。
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世の中ってどんどん変わっていくんですよ。変化することが大事なんです。放射能の問題も変化するきっかけだと捉えています。農業はもちろん、畜産も漁業も絶対、これを機にいままでのやり方から進化すべきですよね。
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一見、感覚でしか捉えられないような現象も、すべては法則のもとに成り立っています。ひとつずつ数値化して検証すれば、答えは明確に見えてくるものなのです。
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そもそもビジネスとは、世の中の役に立つためにやることだと考えています。役に立った結果として、お客様が増えることもあるかもしれませんが、それはあくまで二の次です。
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いかによりよく進化させるかが重要です。過去を引きずっていても仕方がありません。改革して、新しい取り組みを始めることです。
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創業当時、サイゼリヤは全くお客さんが来ない店でした。私はそれを立地条件に魅力がないからだと。商品に価格以上の値打ちがあれば、遠かろうが、行列で並ぼうが、お客さんは来てくれるのですから。