ブッダの名言
仏教の創始者
ブッダの名言。全45個。
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他人の過失を見る必要はありません。他人のした事としなかった事を見るのではなく、自分がした事としなかった事だけを見るようにせよ。
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「その報いが、自分には来ないだろう」と思い、善行を軽く見てはいけない。水一滴の滴りも、つもれば水瓶をあふれさせる。心ある人は、小さな善を積み重ねて、いつのまにか、福徳に満たされているのである。
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苦悩を乗り越えるための聖なる道は8つの部分からできている。すなわち、正しいものの見方、正しい決意、正しい言葉、正しい行為、正しい生活、正しい努力、正しい思念、正しい瞑想である。
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「因果関係によってつくりだされたすべてのものは無常である」と、智慧によって見るとき、人は苦しみを厭い離れる。これが人が清らかになるための道である。
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愚かな人は、「私には息子がいる」「私には財産がある」などといってそれで思い悩むが、自分自身がそもそも自分のものではない。ましてや、息子が自分のものであろうか。財産が自分のものであろうか。
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聖典の言葉をいくらたくさん語っていても、それを実践しなければ怠け者である。それは例えば、牛飼いが他人の牛を勘定しているようなものだ。そういう者は修行者とはいえない。
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旅に出て、もしも自分よりすぐれた者か、または自分にひとしい者にであわなかったら、むしろきっぱりと独りで行け。愚かな者を道連れにしてはならぬ。
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以前には怠りなまけていた人でも、のちに怠りなまけることが無いなら、その人はこの世の中を照らす。あたかも雲を離れた月のように。
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「一切の形成されたものは苦しみである」と明らかな智慧をもって見るときに、人は苦しみから遠ざかり離れる。これこそ人が清らかになる道である。
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「わたしは愚かである」と認められる者こそ、賢者である。逆に「自分は賢者である」と思っている者こそ、愚者と呼ぶにふさわしい。
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多く説くからとて、その故に彼が賢者なのではない。こころおだやかに、怨むことなく、怖れることのない人、かれこそ賢者と呼ばれる。
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人間が他の動物よりも上に立つ理由は、我々が冷酷に他の動物を苦しめることができるからではなく、彼らを憐れむことができるからです。
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あなたの瞳を欺瞞の世界よりそらしなさい。自分の感情を信頼するのをやめなさい。感情はうそつきです。あなた自身の中に、個を排したあなた自身の内側に、永遠の人を探し求めなさい。