孔子
0
君子といわれるほどの者は、血気の定まらぬ若いときには色欲を戒め、血気盛んな壮年の時代には人との争いを戒め、血気が衰える年寄りになってからは欲深にならないように戒めなくてはならぬ。
[訳]人の道に外れて得た富や地位は、浮き雲のようにはかないものだということ。
其の以、其の安んずる所を察すれば、人いずくんぞ隠さんや、人いずくんぞ隠さんや。
1
自分を認めてくれる人がいないことを気に病むのではなく、人に認められるだけのことをするような努力が大切なのです。
過ぎたるはなお及ばざるが如し。
非礼、視るなかれ、非礼、聴くなかれ、非礼、言うなかれ、非礼、動くなかれ。
立派な人は正しさを優先し、凡人は自分の利益を優先させる。
好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ。
その身が正しければ、法に拠らなくても人は従い、その身が正しくないと、令に拠っても人は従わない。
自分の身を修めてから、人々を教化しなさい。
[訳]度が過ぎることも不足するのと同じように良くないということ。
3
義なきなり。
生来、人間の能力に大差はない。その後の精進によって、大きな違いが生まれる。
[訳]一貫して変わらずに道を進むということ。
2
故きを温ねて新しきを知れば以って師たるべし。
正しい行為と知りながら行動しないのは、勇気に欠けている証拠である。
敬意がなくて、どうして、犬と親を区別できよう。
天を恨まず、人を咎めず。
少にして学ばざれば、長じて無能なり。
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。
孔子のすべての名言