師の跡を求めず、師の求めたる処を求めよ。

人の己を知らざるを患わず、己の人を知らざるを患う。

何事も楽しんでやりなさい。楽しんでやることで、思わぬ力が発揮されるものなのだから。

鳥が、まさに、死ぬ時、その声は悲しく、人が、まさに、死ぬ時、その言は美しい。

天をうらまず、人をとがめず、勉強して人事を知り、天を知る。そして天のみは私を知っている。

一人にすべての資質を求めるな。人間は一人では限界がある。三人行けば必ず我が師あり。その善なるものをえらび、之に従い、その不全なるものはこれを改む。

問うことを好めば即ち裕。

君子る。

まだ、生を知らないのに、なぜ、死が分かろうか。

徳ある者は必らず言あり。言ある者は必らずしも徳あらず。

己に如かざる者を、友と為すことなかれ。己の欲せざる処を、人に施すことなかれ。

止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい。

高貴な人間は自分自身に、平俗な人間は他人に、要求を課する。

過ちては則ち改むるに憚かることなかれ。

その人を知らざれば、その友を見よ。

君子は平安でのびのびしているが、小人はいつでもくよくよしている。

之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。

道は人に遠からず。人の道をなして人に遠きは、もって道とすべからず。

君子は道を謀りて、食を謀らず。

われ十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲するところにしたがいて矩を越えず。

遇と不遇とは時なり。