われ十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲するところにしたがいて矩を越えず。

この人にして、この病あり。

寛。

過ちては則ち改むるに憚かることなかれ。

その人を知らざれば、その友を見よ。

君子は道を謀りて、食を謀らず。

君子は平安でのびのびしているが、小人はいつでもくよくよしている。

上知とは移らず。

これを知るなり。

一を聞き、十を知る。

己に如かざる者を、友と為すことなかれ。己の欲せざる処を、人に施すことなかれ。

過ちて改めざるを、これ過ちという。

悪に報いるには正義をもってし、善に報いるには善をもってせよ。

仁者は難きを先にし獲うべし。

師の跡を求めず、師の求めたる処を求めよ。

鳥が、まさに、死ぬ時、その声は悲しく、人が、まさに、死ぬ時、その言は美しい。

天をうらまず、人をとがめず、勉強して人事を知り、天を知る。そして天のみは私を知っている。

学びて思わざれば、すなわちくらし、思いて学ばざれば、すなわちあやうし。

良薬は口に苦くして病に利あり。忠言は耳に逆らいて行いに利あり。

問うことを好めば即ち裕。

故るべし。