孔子
1
貧に処するは逆境なるが故に難く、富の処するは順境なるが故に易し。
[訳]徳のある人は孤立することがなく、よき協力者が必ず現れるということ。
千里の旅も一歩から。
0
知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす。これ知なり。
忠告してこれを善道し、不可なれば則ち止む。自ら辱しめらるることなかれ。
周りの人間と上手くやっていくけれども、流されることはない。
4
物事を迅速にしたいと、望んではならない。小さな利点に目をとめてはならない。物事を早く行うことばかり望むと、十分になすことができない。小さな利点にとらわれると、大きな仕事が達成できない。
2
[訳]学んでも考えなければ、はっきり理解した状態にならない。また、考えるだけで学ぶことがなければ、独断に陥り危険であるということ。
古いことを調べ尋ねて、そこから新しい発見を得られれば、必ず他人に学ばせることができよう。
3
女性は男、特に仁徳を求めようとする者にとっては一番の修行の邪魔である。なぜなら女性はすぐに感情に訴え、その感情には並大抵の修行では打ち勝てないからである。
子曰く、衆之を悪むも必ず察し、衆之を好むも必ず察す。
習慣は自然の若し。
人は長期的な観点に立たなければならない。そうすれば、非を非とする勇気、小事を我慢する勇気がわく。
[訳]言葉巧みで、表情を取り繕っているものに、誠実な人間はほとんどいないということ。
自分の知っていることは何か、知らないことは何か、その区別をはっきりさせることが「知る」ということなのである。
己達せんと欲して人を達せしむ。
哲夫城を成し、哲婦城を傾く。
子曰く、巧言は徳を乱る。小を忍ばざれば則ち大謀を乱る。
民は、信なくば立たず。
[訳]人としてなすべきことと知りながら、それを行わないのは、勇気がないためであるということ。
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