孔子の名言

成功者は必ず、その人なりの哲学をもっているものだ。その哲学がしっかりしているからこそ、成功者の人生は揺るがないのだ。

高貴な人間は自分自身に、平俗な人間は他人に、要求を課する。

二度と帰らぬものは過ぎ去った歳月である。二度と会うことができないのは死んでしまった親である。

最も賢い者と最も愚かなものだけが、決して変わることがない。

徳ある人を見たら、その人に並ぶことをめざせ。徳なき人を見たら、我が身を振り返り、自省せよ。

一人にすべての資質を求めるな。人間は一人では限界がある。三人行けば必ず我が師あり。その善なるものをえらび、之に従い、その不全なるものはこれを改む。

十人が十人とも悪く言う奴、これは善人であろうはずがない。だからといって十人が十人ともよくいう奴、これも善人とは違う。真の善人とは、十人のうち五人がけなし、五人がほめる人物である。

止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい。

人の本性はみなほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである。

自分自身に対する誠実さと他人に対する優しさ、すべてはこの二つに包括される。

物事を迅速にしたいと、望んではならない。小さな利点に目をとめてはならない。物事を早く行うことばかり望むと、十分になすことができない。小さな利点にとらわれると、大きな仕事が達成できない。

良心に照らして少しもやましいところがなければ、何を悩むことがあろうか。何を恐れることがあろうか。

生来、人間の能力に大差はない。その後の精進によって、大きな違いが生まれる。

他人が自分の真価を知らないことを気にするより､自分が人の才能や力量を知らないことをこそ憂うべきだ。

周りの人間と上手くやっていくけれども、流されることはない。

君子の九思1．物を見るときは、はっきり見る。2．聞くときは、誤りなくしっかりと聞く。3．表情はおだやかに。4．態度は上品に。5．言葉は誠実に6．仕事には慎重に。7．疑問があれば、質問する。8．みさかいなく怒らない。9．道義に反して利益を追わない。

良薬は口に苦くして病に利あり。忠言は耳に逆らいて行いに利あり。

人間は逆境において人間の真価を試される。人生の達人は逆境を楽しみ、順境もまた楽しむのです。

知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす。これ知なり。

義を見てせざるは、勇無きなり。

君子は平安でのびのびしているが、小人はいつでもくよくよしている。

好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ。

悪に報いるには正義をもってし、善に報いるには善をもってせよ。

学べばすなわち固ならず。

自分の知っていることは何か、知らないことは何か、その区別をはっきりさせることが「知る」ということなのである。

天をうらまず、人をとがめず、勉強して人事を知り、天を知る。そして天のみは私を知っている。

真のプレゼントとは、見返りを期待しないプレゼントのことだ。

道は人に遠からず。人の道をなして人に遠きは、もって道とすべからず。

鳥が、まさに、死ぬ時、その声は悲しく、人が、まさに、死ぬ時、その言は美しい。

最大の名誉とは、倒れない事ではない。倒れても倒れても、起き上がる事である。

非礼、視るなかれ、非礼、聴くなかれ、非礼、言うなかれ、非礼、動くなかれ。

貧に処するは逆境なるが故に難く、富の処するは順境なるが故に易し。

君子は言をもって人を挙げず、人をもって言を廃せず。

之を知る者は、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。

われ十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲するところにしたがいて矩を越えず。

君子は立派な学徳を備えていも、それを表面に表すようなことはしない。だから、ちょっと見には愚か者のように見えるものだ。

君子とは、人の成功を願い、困っている人に手を差し伸べられる人のことです。

君子は道を謀りて、食を謀らず。

学びて思わざれば、すなわちくらし、思いて学ばざれば、すなわちあやうし。

故きを温ねて新しきを知れば以って師たるべし。

まず、言葉を口にせずそれを実行する､その後で自分の主張をする。

君子といわれるほどの者は､血気の定まらぬ若いときには色欲を戒め､血気盛んな壮年の時代には人との争いを戒め､血気が衰える年寄りになってからは欲深にならないように戒めなくてはならぬ。

立派な人は正しさを優先し、凡人は自分の利益を優先させる。

大衆が憎んでいる人も必ず自分の頭で考察を加えて判断し、大衆から人気がある人も必ず自分の頭で考察を加えて判断する。

人は長期的な観点に立たなければならない。そうすれば、非を非とする勇気、小事を我慢する勇気がわく。

千里の旅も一歩から。

君子は周らず、小人は比りて周しまず。

其の以、其の安んずる所を察すれば、人いずくんぞ隠さんや、人いずくんぞ隠さんや。

志定まらざれば、機定まらず。志定まれば、気さかんなり。

何事も楽しんでやりなさい。楽しんでやることで、思わぬ力が発揮されるものなのだから。

過ちて改めざるを、これ過ちという。

不当な目にあったことは、あなたがそれを覚えていない限りなんでもないことなのだ。

自分の身を修めてから、人々を教化しなさい。

自分を認めてくれる人がいないことを気に病むのではなく、人に認められるだけのことをするような努力が大切なのです。

女性は男、特に仁徳を求めようとする者にとっては一番の修行の邪魔である。なぜなら女性はすぐに感情に訴え、その感情には並大抵の修行では打ち勝てないからである。

忠告してこれを善道し、不可なれば則ち止む。自ら辱しめらるることなかれ。

徳ある者は必らず言あり。言ある者は必らずしも徳あらず。

私は、まだ、色を求めるように、徳を求めていない。

小利を見れば、すなわち、大事が成らず。

その身が正しければ、法に拠らなくても人は従い、その身が正しくないと、令に拠っても人は従わない。

哲夫城を成し、哲婦城を傾く。

君子は文をもって友を会し、友をもって仁をたすく。

師の跡を求めず、師の求めたる処を求めよ。

己に如かざる者を、友と為すことなかれ。己の欲せざる処を、人に施すことなかれ。

早く成果を出そうとあせってはいけないし、目先の利益を追ってもいけない。早く成果を出そうとあせっては物事を誤り、目先の利益を追っていてはついに大事を成すことは無い。

その身正しければ、令せずして行わる。その身正しからざれば、令すといえども従わず。

前に読んだ本をあらためて読み返してみると、こんないいことが書いてあったのかと再発見することがたびたびあって、とても嬉しい｡志を同じくする友だちが遠方からやって来るのもまた嬉しく、人生の楽しみの一つだ。

正しい行為と知りながら行動しないのは、勇気に欠けている証拠である。

優れている、正しいことをしているからといって、何事もいき過ぎてしまうとかえってよくない結果になってしまう。

古いことを調べ尋ねて、そこから新しい発見を得られれば、必ず他人に学ばせることができよう。

人の生まれ持った天性は似たり寄ったりで、それほど違いはないが、その後の習慣や教養が身についたかどうかで、大きな隔たりができてしまう。

仁者は、難しい骨の折れる仕事を自ら進んで引受け､それによる利益は問題にしない、これを仁という。

子曰く、仁に当っては師に譲らず。

子曰く、巧言は徳を乱る。小を忍ばざれば則ち大謀を乱る。

学びて時にこれを習う､亦あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。

仁者は難きを先にし獲うべし。

朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり。

その人を知らざれば、その友を見よ。

君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。

人の己を知らざるを患わず、己の人を知らざるを患う。

君子は人の美を成し、人の悪は成さず。小人は是に反す。

知者は惑わず。仁者は憂えず。勇者は懼。

一を聞き、十を知る。

朽ちたる木は、彫るべからず。

敬意がなくて、どうして、犬と親を区別できよう。

まだ、生を知らないのに、なぜ、死が分かろうか。

己の欲せざる所は人に施すなかれ。

人を誉めるなら、陰で誉めるのがよい。

立派な考えは、孤立しない。必ず協力者がいるものだ。

鼠を見るに皮あり、人にしてしかも儀無し。

子曰く、衆之を悪むも必ず察し、衆之を好むも必ず察す。

少にして学ばざれば、長じて無能なり。

一を以て之を貫く。

性近し、習い相遠し。

先ず其の言を行い､而して後にこれに従う。

過ちては則ち改むるに憚かることなかれ。

問うことを好めば即ち裕。

任、重くして、道、遠し。

罪疑わしきは軽くし、功の疑わしきは重くす。

父母はただその疾をこれ憂う。

小ち大謀を乱る。

剛毅木訥仁に近し。

貌をもって人を取る。

温にして厲にして安し。

君子に三戒あり。