「明日できることも今日やったほうがいい」という意識が強いと、いまやるべき緊急の仕事と、明日やっても間に合う仕事の区別が曖昧になってくる。その結果、本来なら「先送りしてもいい仕事」まで「いまやるべき仕事」に見えてきて、「目の前にこんなたくさんの仕事がある。どうしよう」とパニックになってしまう。大切なのは、「明日できることは今日やらない」という意識を持つことだ。その意識を持つことで仕事の緊急度を冷静に判断できるようになる。
佐藤優
佐藤優のその他の名言
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結局、大事なことは「主体性」なんですね。自分で自分をマネジメントしコントロールする。人から頑張れと言われてやるのでも、マスコミに煽られてハマるのでもない。自分で決めて行動するということなんです。
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膨大な仕事をこなすには、まずは上手な手の抜き方を覚えること。上手に手を抜くってことは、仕事で何が求められているかを見抜くことでもある。
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仕事が楽にできるようになったと感じたら、次のステップに進み、新たなことに挑戦することで自分に負荷をかけ、さらに能力を高めるべき。
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誰だってお金は欲しいし稼ぎたいと思う。ただしお金には麻薬のような、一種人間の感覚を麻痺させる魔力がある。お金の大切さと同時にお金の怖さも知っておかないといけない。
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みなさんは怖い相手、なんだか威圧的でビビる相手はいますか?自分がどんな相手に対して怖じ気づくのか、なぜビビるのか、一度考えてみるのは自分自身を知る上でも有効。
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理想的な上司なんてものはまずいない。そんなものを探し求めていたら、理想的な女性を探し続けているピーターパンみたいになる人と一緒。
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怖いのは仕事がラクになることでそこに安住し、新たな挑戦をしなくなること。マンネリズムの中に埋没し、気がつくと思考力や発想力が鈍化してしまう。
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仕事を先送りするか、前倒しするか。その判断がうまくできる人は現在から明日、明後日と、頭のなかに時間軸がしっかりできていて、仕事の遠近感が見えているもの。
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好きなことを続け、ひたむき努力をする限り、私たちは誰しも何かしら成長することができる。社会的な成功や名声を得るといった表面的なことよりも、それ以上に、はるかに意義深いものがそこにある。