最近の風潮としてやたらにブラック企業という言葉が使われます。その一方で、たしかに人使いは荒くないし当たりも優しいけれども、社員を育てることを放棄しているような会社も増えています。長い目で見れば、鍛えられないまま、取り返しのつかない年齢に達してしまうという点で、そちらのほうが怖い。
佐藤優
佐藤優のその他の名言
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投資というのは相手との戦いだけでなく、自分との戦いでもある。パチンコをやる人はよくわかると思いますが、引き際が難しい。勝っているうちはやめられない。自己コントロールが大事になってくる。
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「ギブ&ギブ」を実践するには、まず自分が家族に何を「与えられる」のかを知る必要があります。実は、それを真剣に考えることが、今の社会を生き抜くカギになるのです。
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夢や目標は、基本的に自分の頭の中に刻み込まれているはずだ。書かなければ達成できない夢や目標は、おそらくどこかに無理やウソがある。設定から見直したほうがいいのではないだろうか。
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お金はある段階以上になると、力に変わる。すると民衆からは妬まれ、国家からは警戒される。世界の大富豪たちが社会への還元や分配を考えるのは、それをしないと社会や国家からスポイルされる危険を知っているから。
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得意な分野にこそ落とし穴が潜んでいる。人って不得手な分野ではなく、意外に得意分野でつまずいていることが多いんじゃないですか。
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人間の心理は不思議なもので、モースが「贈与論」で詳しく論じているように、与えられ続けると、ある臨界点を越えたところで相手に返したくなるんです。
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手帳は頭で覚えていられないものを補完的に記録するためのツールであり、頭の中に明確に存在しているものをあえて手帳に書く意味はない。
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「侮り」の対極にある言葉は「畏れ」。目に見えないもの、形に表れないものを尊重する気持ちが「畏れ」。現代人はこの「畏れ」の感覚を決定的に失ってしまった。