僕が外交官だった頃、ロシアの要人に近づく場合には、秘書や補佐官、受付の人から電話交換手まで、周りの人とまず仲良くするようにしました。彼ら全員の誕生日を覚えておく。で、誕生日が来たらプレゼントを贈るのです。するとアポを取ったとき、手紙やメモを渡すとき、優先してくれる。
佐藤優
佐藤優のその他の名言
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みなさんは怖い相手、なんだか威圧的でビビる相手はいますか?自分がどんな相手に対して怖じ気づくのか、なぜビビるのか、一度考えてみるのは自分自身を知る上でも有効。
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理想的な上司なんてものはまずいない。そんなものを探し求めていたら、理想的な女性を探し続けているピーターパンみたいになる人と一緒。
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怖いのは仕事がラクになることでそこに安住し、新たな挑戦をしなくなること。マンネリズムの中に埋没し、気がつくと思考力や発想力が鈍化してしまう。
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仕事を先送りするか、前倒しするか。その判断がうまくできる人は現在から明日、明後日と、頭のなかに時間軸がしっかりできていて、仕事の遠近感が見えているもの。
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好きなことを続け、ひたむき努力をする限り、私たちは誰しも何かしら成長することができる。社会的な成功や名声を得るといった表面的なことよりも、それ以上に、はるかに意義深いものがそこにある。
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僕はあえて仕事は断るなと言いたい。とくに20代、30代の若い時は自分の力の少し上、120%くらいの仕事を引き受ける。そうやって自分に負荷をかけ続けることで、能力はどんどん高くなっていく。
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小説には必ず人間の怒りや憎しみがテーマとして出てきます。よい小説を読むことで、人間の心の奥底にあるものや動きを知ることができる。
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自分を取り巻く人たち、目の前に起こる様々な出来事をできうる限り断らずに受け入れる。それに誠実に精一杯向き合っていけば、取るべき道、進むべき舞台へと導いてくれる。