ゲーテ
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自分自身に命令しない者は、いつになっても下僕にとどまる。
1
ひそかに清く自己を保存せよ。自分の周りは荒れるにまかせよ。
2
とにかく、とりかかれば心が燃え上がるし、続けていれば仕事は完成する。
急がずに、だが休まずに。
何事につけても、希望するのは絶望するより良い。可能なものの限界をはかることは、誰にもできないのだから。
人々のあるべき姿を見て接し、彼らがなりうる姿になるのを助けてあげなさい。
3
信仰は、見えざるものへの愛、不可能なもの、ありそうにないものへの信頼である。
ひとつのところに執着するな。元気よく思い切って、元気よく出でよ!頭と腕に快活な力があれば、どこに行ってもうちにいるようなもの。太陽を楽しめば、どんな心配もなくなる。この世の中で気晴らしするように。世界はこんなに広い。
思案なんぞいっさいやめにして、一緒に世間へまっしぐらに飛び出しましょう。あえて言いますが、瞑想なんかする奴は、悪魔に取りつかれ枯れた草原の上をグルグルひきまわされる動物みたいなものです。そのまわりには美しい緑の牧場があるのに。
時を短くするものはなにか―活動。時を絶え難くするものはなにか―怠惰。
人生は、愚者には困難に見えるとき賢者には容易に見え、愚者に容易に見えるとき賢者には困難に見える。
君は本気で生きてるかい?
僕はどうやらこの世における一個の旅人に過ぎないようだ。君たちとてそれ以上のものだろうか?
小さい夢は見るな。それには人の心を動かす力がないからだ。
癖というものは抜けないものだ。おまえの特性の方を伸ばせばいいのだ。
30分ぐらいでは何もできないと考えているより、世の中の一番つまらぬことでもする方が優っている。
長いこと考え込んでいる者が、いつも最善のものを選ぶわけではない。
人生に成功する秘訣は、自分が好む仕事をすることではなく、自分のやっている仕事を好きになることである。
古い基礎を人々は貴ぶが、同時にどこかで再び初めから基礎を築きだす権利を放棄してはならない。
空気と光と、そして友達の愛。これだけが残っていれば、気を落とすことはない。
ゲーテのすべての名言