ブレーズ・パスカル
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神を感じるのは心情であって、理性ではない。信仰とは、そのようなものである。
習慣は、それが習慣であるからこそ従われるべきで、それが合理的であるとか、正しいということから従われるべきではない。
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病気の王様より、健康な乞食の方が幸福だ。
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人からよく思われたいなら、話すときに自分のいいところを並べ立てないことだ。
神が存在するということは不可解であり、神が存在しないということも不可解である。
我々が本当に愛するのは、人間そのものではなくて、人間のもっている特性ということになるのである。
情念は過度でなければ美しくありえない。ひとは愛しすぎないことには十分に愛していないのだ。
好奇心というものは、実は虚栄心にすぎない。たいていの場合、何かを知ろうとする人は、ただそれについて他人に語りたいからだ。
人間にとって、苦悩に負けることは恥ではない。快楽に負けることこそ恥である。
生涯において最も大切なことは職業の選択である。しかし、偶然によってそれは決まる。
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時は悲しみと口論の傷を癒す。人はみな変わる。過去の自分はもはや現在の自分ではない。悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる。
雄弁も長たらしくなると退屈する。
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである。
徳の高さは、人が何か特別に頑張った時に判断すべきではない。日頃の行いで判断すべきである。
愛には年齢がない。それは常に生まれ続けるからである。
想像力は何でもやってのける。それは美と正義と幸福をつくるが、これこそ、この世におけるすべてなのだ。
人は宗教的確信に促されて行うときほど、完全に、また喜んで悪事を働くことはない。
心には理性ではわからない理屈がある。
力なき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。なぜならば、常に悪人は絶えないから正義なき力は弾劾される。それゆえ正義と力を結合せねばならない。
戦いほど面白いものはない。だが、勝利はそれほどでもない。
ブレーズ・パスカルのすべての名言