武田双雲
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例えば、「私には志がある。だからできるはずだ。依頼される仕事だって、いい仕事なはずだ。意味があるはずだ・・・」と。
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人生を決めるのは、夢の大きさだと思う。いまの自分があるのは、本気ででっかい夢を追いかけたから。そのひと言に集約される。
兆しが見えていてそれを形に表現していく彫刻のようなものかもしれません。
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まず「幸せなんです」と言い切り、「なぜならば」を付け加えるだけで「幸せな原因」を脳はものすごい勢いで検索するのです。
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会社員時代モチベーションを保つためにやったことは、ひとつひとつは些細なことです。たとえば、朝少しだけ早く起きて家を出て、駅の喫茶店でおいしいコーヒーを一杯飲んでから電車に乗るとか、川崎~横浜間だけはグリーン車を利用するとか。わずか10分間の満員電車が僕にはどうしても耐えられなくて……。かなりきつい出費でしたけど、そうしたことの積み重ねで、同期の誰よりも仕事を楽しめるようになったんです。
独立すれば、最初の数年はやはり大変なものです。ここまで来られたのは、根拠のない「勘違いの自信」があったからです。
僕たちが当たり前に過ごしている日常がすでにすごいんです。洋服を普通に選べる食料がなくならない水道が使える電車が時間どおりに来る。これ全部、前の世代の人間の汗と涙の結晶なわけですよね。そう考えたら、世の中につまらない場所なんてない。そんなすごい世界に生きていることのありがたさがわかったら前の世代に恩返しをしたくなる。次の世代にもっといいものを残したくなる。どんな場所にいたってエネルギーがどんどん湧いてくるじゃないですか。
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私の場合、伝えたいイメージが最初に浮かび、それを磨いているうちにポエムとなり、そしてその言葉にできない部分を書で補います。
「○○ナンデスナゼナラバ」○○には自分にとって心地よい言葉を当てはめよう。「私は満たされています。なぜならば」と言えば、頭は満たされている理由を探し始める。
自分がどう思われるかばかりが先行している時は、うまくいかない。「どうだ!」という劣等感からくる変な強気は、全部空回りする。むしろ、「この人を元気づけたい。どうしたらいいかな?」と、好奇心を持って接するようにしたら、人が集まるようになっていった。つまり、こちらの心構えが変われば、相手も変わってくると知った。
「得意なものなんてない」という人も多いと思います。でも、頼りないかもしれないけど、自分のいま持ち得るスキルと経験で、このチームを、このお客さんを喜ばすことができないかと考える。それが自分を成長させてくれる気がします。
「結果出すぞ」「成功するぞ」なんて意気込みは捨てて、「楽しもう!」「遊んでやろう!」と心躍らせながらしたほうが、物事はうまくいく。
会社を辞めるとか、辞めないの判断よりも先に体が動いていたんです。もちろん会社の同僚や先輩に止められました。でも、会話が噛み合わないんですよね。「危険だぞ」「何が危険ですか?」「飯、食えなくなるぞ」「そしたら、死にますか?」って。僕が真剣に返したら、先輩も「死にはしないな、日本なら。バイトすればいいし、実家もあるんだろ」と。その瞬間「死なないんだ!」と安心して、会社を辞めるのを決めました。
日々の小さな選択を「ちょっとだけ」良くするだけで、数年後にはとんでもない変化が待っている。
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こうした活動を通じて、一人一人、ジワッと広がって、世界中で一億人の人に感動して貰えるようになりたいと思っています。
「聖なる○○」名詞の頭につければ、どんなものでも感じられ感謝できるようになるマジックワード。
いろんな人とコラボレーションしたりしますが、彼らをリスペクトし、みんながハッピーになることを考えていると、嫌な人とは出会わないし失敗もしない。
僕は、がっつり主張し合う方法を選んでいます。ただし、真正面からぶつかってしまうとこじれます。「ノー」なら「ノー」で、お互いの主張を机の上に出し合って、もう一度話し合う。そんなイメージです。すると、それぞれの主張がつながって、混ざり合い、「わお!」って感じの意外な解決策になっていく。トラブルも絶妙なスパイスに変わるんです。
自分から闇雲にパンチを出していた時代より、周囲から期待される方がしんどかった。テレビに出たら視聴率を出さなければいけないし、個展を開いたらデパートに集客と売上をもたらさなければならない。結果を出さなくてはいけないというプレッシャーに負けそうになっていたんです。だけど、その中で人との絆に気づき、助け合って進めばいいと思えてきた。
飛躍のきっかけになったのは、人と会ったとき、自分のすごさをアピールすることをやめたことです。自信がないと、認めてもらいたくてどうしても誇示しようとしてしまう。でもあるときから、「どうしたら、相手に喜んでもらえるか」だけを考えるように変えたんです。そうしたら、人がどんどん助けてくれるようになって、ものごとも上手くいくようになったんです。
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