パブロ・ピカソ
1
結婚して幸福になるには、汗の苦労を絶えず分かち合わねばならない。
0
いや、40年と30秒だよ。
明日に延ばしてもいいのは、やり残して死んでもかまわないことだけだ。
2
母は、私にこう言った。「あなたは、軍人になれば、いずれ将軍となるでしょう。修道士になれば、最後には法王となるでしょう」私は、その代わりに画家になり、結局ピカソとなった。
弱き人こそ薄情である。本当の優しさは強き人にしか期待できない。
良い芸術家は真似をする。偉大な芸術家は盗む。
どんな物にも、ひびがある。でも、光が差し込むのは、そこからなのさ。
芸術とは、われわれに真実を悟らせてくれる嘘である。
私はいつも自分のできないことをしている。そうすればそのやり方を学べるからだ。
3
明日描く絵が、一番すばらしい。
芸術作品は、部屋を飾るためにあるのではない。敵との闘争における武器なのだ。
ひとりひとりの命が大切に守られること。互いに許し合うこと。これによって平和がもたらされる。
友情とは名ばかりのものだ。私はどんな人間も愛さない。兄弟すら愛さない。
芸術は日々の生活のほこりを、魂から洗い流してくれる。
崇高な人間と馬鹿げた人間との違いは、わずかな一歩にすぎない。
ダメなアーティストは真似ようとする。偉大なアーティストは盗むんだ。
芸術は悲しみと苦しみから生まれる。わたしは立ち止まりはしない。
芸術家を何とお思いか。画家なら目、音楽家なら耳、詩人であれば心に抒情、ボクサーなら筋肉のほかに何も持たない愚か者とでもお思いか。それはとんでもない勘違い。芸術家はそれだけでなく、政治的な存在でもあり、世の中の悲しみ、情熱、あるいは歓びにもつねに関心を抱き、ただその印象に沿って自らを形作っている。
画家は、労働者が働くように、勉強しなければならない。
ひらめきは、自分で呼び込めるものではない。わたしにできるのは、ひらめきを形にすることだけだ。
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