世間というのは面白いものである。最初は、面白おかしく「天才ディレクターのテリー伊藤」と自分で言いふらしていたら、ある日から世の中の人たちが「天才ディレクターのテリー伊藤」と言い始め、「テリー伊藤って天才ディレクターなんだ」というふうに定着していったのだ。これは、まぎれもなく自己演出である。自分で勝手に「天才」を名乗って、勝手に自分のポジションを上げてしまったのだ。
テリー伊藤
テリー伊藤のその他の名言
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「他人に差をつける仕事の勉強方法」の大原則は、自分の得意を伸ばすこと。他人と見比べて差をつけようっていうのは初手から間違っているんですよ。
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人生は自分だけが主人公じゃない。駅伝のひとりのランナーに過ぎない。自分のゴールで次の人にタスキを渡すんだってことを考えていれば、仕事の仕方も変わる。
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今後は形に残らないモノへお金を使うことが大事になってくると思う。単なる消費からは何も生まれないけど、目に見えないモノへお金を使うことは投資に繋がる。自分を、社会を成長させる。
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よくさ、「上司を出せ!」っていうお客がいるでしょ。絶対出しちゃダメだよ。この仕事は私が仕切ってるんだから、私が責任を持ちますって気概、とても大事。仕事への情熱は客に伝わるからさ。
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常識にちょっとしたアレンジを加えるだけで、大きなアクセントになる。みんなが知っている常識にはしっかりとした軸があるから、崩しやすいんですよ。