他人の価値観や尊厳を否定するという意味において、いじめと戦争は同じ。互いに許し合えば、平和がやってくるはず。
日野原重明
日野原重明のその他の名言
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外科手術や化学療法の発達した今日でもなお、最も大切な治療法の一つは、キリストの時代のごとく、「言葉による癒し」なのである。
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人は耐えなくてはならない。嘆くばかりでなく、耐えなくてはなりません。一人で耐えられない悲しみも、仲間がいれば耐えられる。
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いのちとは君たち一人一人に与えられた時間のことだ。今は自分の時間を自分のために使っていい。でも大人になったら、いつか他人のために時間を使ってください。
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地位や名誉は死ねばなくなる。財産も残したところで争いの種をまくだけですが、「ありがとう」のひと言は、残される者の心をも救う、何よりの遺産です。
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老人も、若い人たちに面倒をみてもらうばかりでなく、自ら生きがいを見いだす努力をしなければなりません。私は若い人たちと手を携えて、前に進みたい。
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無理な延命治療は患者を苦しめ、家族や社会にも重い負担を強いている。必要以上に延命治療をやりたがる医師は、医療行為を営業行為と勘違いしている。
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老いた身の一番の不幸は孤独であり、積極的に生きる方向と目標がともに定かでないことである。この孤独は、老いた人間を悲しく沈没させてしまう。
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残された日々、まだ行ったことのないところに行ってみようという計画もあると思う。しかし何より大切なのは、生きることについて、これまで以上の「深さ」を求めることではないだろうか。
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つねに10年先、20年先のことを考えてやってきたつもりです。世の中で予防医学の重要性が言われる前から、予防医学に力を入れてきたのも、そういう考えがあったからです。