富野由悠季
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このエンディングだけでアニメグランプリの大賞を狙えますよ。
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巡り合わせを自分の人生にとってプラスになるように考えられるようになることができるか、できないかというのが、生きていく上での勝負になるのです。
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創作とはどんなに気をつけていても、結果としてコピーみたいな作品になってしまうことが多いのです。だからこそ、自分もそういう仕事をしないように十分注意をしているつもりです。そして、その配慮こそがぼくは説得力をつける出発点じゃないかと思うのです。
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漫画家志望ということを僕は馬鹿にしません。馬鹿にするのは、小説にしても映画にしても、何かをコピーしただけの作品を「自分の創作物だ」というふうに出すような人です。
いや、読んだんですよ。でも忘れた、全然覚えてないんですわ。
みんなが面白いと思う漫画って概ね絵がヘタクソだということにお気づきでしょうか?つまり、絵が上手いだけでは漫画家になれないということで、そもそも漫画を描くだけを勉強するということは基本的にはあり得ないんです。24から25歳までは修業期間と思って自分の生活体験を広げて、いろんな勉強をすることをお勧めします。そうすれば自動的に絵柄は変わります。おそらくそのくらいのキャリアを積んで出したキャラクターのほうが売れるものになって、作家として大成していけると思います。
ダンバインは偉大な失敗作でした。
45歳までは君たちも挽回できる。
ファンが好きなのは当たり前なんですよ。僕が相手にしてるのは世間なんですから。
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一番いけないのは、頑張らないでただ「欲しい欲しい」と言っていること。それではなにも起きませんし、なにもできません。
自分にマイナス要素がある、才能的に優れていないからこそ、そのマイナス面を埋めるための努力を死ぬまでしなくてはいけないのです。この努力は一見辛いように見えます。実際とても辛いです。努力をしないで好きなところにはまって、社会人になってからもずっとマイナスが累積していく人生よりは、マイナス面を埋める努力をして身に付く人間性の良さなどが、より人生の成功への道を切り開いてくれることでしょう。
映画産業全般に就きたいのなら学生時代から広くものを見なさい。
私の言う事をいちいち額面どおりに取らないで欲しい!
大人から学ぶものなんて何もない。
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新しい才能は、年寄りの博学者からは生まれていない。
アニメが好きで、アニメばっかり見てきたっていう人に作品が作れるのか、というと、ハッキリ言い切ります。作れません!
僕はアニメは楽しく作ろうぜと言っています。厳しい時代に子供を絶望させてどうするのと思うからです。若い世代を絶望させたら、次の時代を支えてくれません。だから、彼らを絶望させない物語を提供していきたい。
漫画家風情に誰が憧れる!
好きだというだけの理由で仕事を選ぶのは、かなり危険だと思います。好きなだけで就いた仕事は、その仕事を獲得した時点で満足を得てしまいますから、そこで働くことになってもそれ以上の努力はしません。その結果、人生的にはマイナスに作用してしまった人というのを僕は何十人も知っています。好きな職業に就いても幸せになるとは限らない。どんな仕事や境遇にも負けない素養をいまのうちに身につけよう。
現にアニメ好きが作ったアニメほどつまんないものはないじゃないですか?
富野由悠季のすべての名言