市川海老蔵の名言
市川海老蔵の名言。全65個。
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倅なんてものは、大きくなると父親になんて興味は持たないで、ないものねだりで祖父に憧れるんだと思う。生きている祖父に会えなかったということは、想像するしかないわけで、僕自身がまさにそうでした。
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僕と結婚したら大変になったでは可哀想じゃないですか。彼女の人生がより美しく、楽しくあってほしい。それを切に願っています。
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僕は日本という枠の中で自分をとらえるのではなく、世界の中の自分を大きく育てたいと思っています。それによって日本の良さや、歌舞伎の素晴らしさがもっとわかるし、世界の人にも伝わっていくと思うんです。
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人間、家で何もしないでいたら腐ります。空っぽになるんです。そうなって初めて、これまでどれだけ無駄な力が入っていたか、どれだけ無駄なことを考えていたかがわかりました。
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僕は、歌舞伎の世界ではまだ若いんですよ。だから、若いお客様、初めてご覧になる方をなるべく増やすという責務がある。そういう中で、ゆくゆくは古典で深い味わいが出せるようになることが最終的な目標です。
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考えはじめたらいろいろ心配なことはありますが、悩んだところでリスクが消えるわけではありません。それよりは、リスクをとると決めて入念に準備したほうがいい。
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物事の本質を掴むうえで、毎日同じことをするのは大切なことです。同じことを毎日続けるからこそ0.01mmの違いに気付ける。
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やはり古典が第一なので、それを楽しんでいただくために、入門編のようなものが必要だと。我々若手も危機感を持って、そういったものに取り組んでいるわけです。
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夢の中で自在に動くには、自分の足を確認すればいいんです。そうすると、自分を「個」として認識できる。難しいことではないです。だって、アインシュタインと僕らは0.01%しか違わないんだから。
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先のことなんて何も考えてないですよ。歌舞伎の場合、2、3年後まで予定が決まっていますから、その中で、あれをやりませんか、こういうのはどうだろう……ということは考えるけれど。
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自分が演出で自分が主演するという怖さ、自己満足で終わってしまうような…。それが臭うような舞台が一番怖いということを、お兄さんは指摘しているんだと僕は感じているんです。
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僕ら、歌舞伎役者は、多いときはひと月で15役やることもある。そうすると、ないものねだりで「2~3か月、ひとつの役だけに集中してみたい」とか思うわけです。
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人間って限界にぶつかり、それを乗り越えて大きく育つものだと思います。僕は日々限界にぶつかるようなお仕事をさせていただいているので、本当にありがたいですね。
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「ここに力を入れよう」とこだわってしまうのではなく、すべて一生懸命に演じたつもりです。一部にこだわると芝居が小さくなってしまうし、本当によい部分を失ってしまう可能性があると思ったから。
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夢のような構想を話したら「できるのか?簡単ではないよ」と言われて。でも僕は、難しいと言われて引き下がるタイプでもないのでね。
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野望というと、実現するかわからない難しいものでしょ。僕にはやんなくちゃいけない目的があるんです。七代目市川團十郎が制定した歌舞伎十八番を復活させること。
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歌舞伎ばかりしてたら歌舞伎の人としか会わない。25日間公演があって、翌々日から次の公演の稽古。会ってもせいぜい300人でローテーションが変わるだけ。梨園いてるわけですから。
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新作を立て続けにやると、お客様の感覚がより刺激的なものを求めるようになる。そうなると、古典が物足りなく感じられてしまう危険性があるじゃないですか。それは自分の目指すところではありません。
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人間だから、時にバランスを崩すことはあるけれど、そういう時は僕は逆に舞台で調整する。今は舞台で精神の安定が取れるようになったから、もはや日常ですよね。