ソロー
1
すべての不幸は、幸福への踏み石に過ぎない。
0
我々はみな純粋無垢に生まれ、助言により汚染される。
神さま、死の間際になって、やっと気づきました。あなたはそもそも生きたことがおありではなかったのですね。
3
人生とはいえないような人生は送りたくなかった。
本を読んでいると、まさに自分に向けて言われたような言葉に出会うことがよくある。そうした言葉に耳を傾け、十分に理解すれば、本は朝や春に負けぬくらい健康的でためになり、物事の新しい一面が見えるようにしてくれる。
物事が変わるのではない。私たちが変わるのだ。
恋は炎であると同時に光でなければならない。
細部を気にしていると、人生は少しづつ浪費されてゆく。
4
私たちが悩んだり、不可解に思ったり、とまどったりしている疑問とそっくり同じ疑問を昔から賢者も抱いてきたのであり、例外は一人としていない。そしてそれぞれ能力に応じて自分の言葉や生き方でそうした疑問に答えてきたのである。
人は死の間際になってはじめて本気で生きてこなかったことに気づく。
2
経験から確かに言えるのは、簡素で懸命な暮らしをすれば、この世で生きていくことは苦労でなく楽しみとなる。大部分の快適なものや、いわゆる生活を楽にする者の多くは、無くてすむばかりか明らかに人類の進歩の妨げになる。
人の運命を決定するものは、その人が自分自身をいかに理解しているかということである。
恋に対する治療法は、よりいっそう愛すること以外にない。
お世辞を言うのはたやすいが、真に賛美するのは難しい。
地球は死んだ歴史の断片ではなく、生きた詩だ。
実際にやってみて少なくとも次のことがわかりました。人間は自信を持って夢に向かってまい進し、心に思い描いているような人生を実現させようとつとめれば、普段は思いもよらないような成功に出会うものです。
あなたの人生をシンプルにすると、宇宙の法則がよりシンプルになります。孤独は孤独ではなくなり、貧乏は貧乏ではなくなります。そして弱さが弱さではなくなるのです。
果物を食べる者は、少なくとも種子を植えつけるべきである。
われわれの生は些細なことで費やされている。正直な人間はその十本の指を数える以上の必要はほとんどない。特別の場合には十本の足指をくわえるぐらいで、あとは一からげにすればよい。
人生は、地球上で過ごした年数で測られるのではない。どれだけ楽しんだかで測られるのだ。
ソローのすべての名言