アルベール・カミュ
1
人生の全てを失わないようにするために自分の生命の一部を分け与えることは、おかしなことではない。
2
革命的精神はすべて、人間の条件に反対する人間の抗議のうちにある。
3
われ反抗す、ゆえにわれら在り。
0
人間は現在の自分を拒絶する、唯一の生きものである。
一切が終わったらさっさと遠ざかることだ。神から、あるいは女から。
労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。だが、魂なき労働は、人生を窒息死させてしまう。
結局のところ、生きていくというのは自殺するよりも勇気のいることだ。
幸せが何から成っているのか探し続けている人は、決して幸せになれない。人生の意味を見出そうとしている人は、決して生きているとはいえない。
絶望が純粋なのはたった一つの場合だけである。それは死刑の宣告を受けたときである。
私は死にたくないという思いで死にそうでした。
涙が出そうになるくらいに生きなさい。
冬のさなか、わたしはやっと気づいた。変わらぬ夏はわたしの中にある、と。
真に重要な哲学の問題はひとつしかない。それは自殺だ。人生を苦しんで生きるに値するか、否かという判断をすること、これが哲学の基本的な質問に答えることだ。
それはわからないでしょうね、あらゆることをやってみた上でないと。
真冬のさなか、私はついに自分の中に揺るぎない夏があることを悟った。
貧困は僕にとって必ずしも憎むべきものではなかった。なぜなら、太陽と海は決して金では買えなかったから。
生きることへの絶望なしに、生きることへの愛はない。
一度でも愛する人の顔に幸福が輝くのを知ると、人は、一人の人間にとって、自分の周囲の人々の顔にこのような光をかきたてること以外には、別の使命感を抱くことが出来なくなる事を知る。
未来に対する真の寛大さは、現存するものにすべてを与えることにある。
結婚しても愛することはできる。しかし結婚すれば今まで以上に働かねばならない。働いて働いて、その結果、愛することを忘れてしまうのである。
アルベール・カミュのすべての名言