転落は夜明けに起こる。

倦怠は機械的な生活のもろもろの行為の果てにある。しかし同時に、これは意識の運動に指導を与えるものである。

たとえ絶望にすっかりとりつかれても、あたかも希望を抱いているかのように振舞わなければならない。さもなければ自殺しなければならなくなる。苦悩にはなんの権利もない。

ひとりの思想家が進歩するのは、たとえ、それが明々白々であるように思えても、自分の結論を遅らせることによってなのだ。

幸福とはそれ自体が長い忍耐である。

孤独だと！貴様にはわかっているのか、孤独とは何か？

真実は、光と同様に目をくらます。虚偽は反対に美しいたそがれどきであって、すべてのものをたいしたものに見せる。

無益で希望のない労働以上に恐ろしい刑罰はない。

重要なのは、病から癒えることではなく、病みつつ生きることだ。

偉大な行動や思想は、ばかばかしいきっかけで生まれる。街角やレストランの回転ドアから、名作は生まれるのだ。

一人の人間がわれわれにとっていつでも未知のものとしてとどまっていること、その人間の中にはわれわれの理解の手からすべり落ちてしまう解きがたい何ものかが常にあるということ、これはおそらく本当である。

奴隷は初めは正義を求めているが最後には王国を要求する。

強い心、知性、勇気があれば運命の力を阻み、しばしばそれを逆転することが可能である。

意志もまた、一つの孤独である。

哲学の価値は、その哲学を発表した哲学者の価値によって決まる。その哲学者が偉大であれば偉大であるほど、その哲学も偉大となる。

すべては使い果たされたのか？よろしい。それなら、これから生きはじめよう。

人間は理由もなしに生きてゆくことはできないのです。

人生の全てを失わないようにするために自分の生命の一部を分け与えることは、おかしなことではない。

革命的精神はすべて、人間の条件に反対する人間の抗議のうちにある。

不滅とは未来のない観念である。

一切が終わったらさっさと遠ざかることだ。神から、あるいは女から。