アルベール・カミュ
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未来に対する真の寛大さは、現存するものにすべてを与えることにある。
1
孤独だと!貴様にはわかっているのか、孤独とは何か?
ひとりの思想家が進歩するのは、たとえ、それが明々白々であるように思えても、自分の結論を遅らせることによってなのだ。
偉大な行動や思想は、ばかばかしいきっかけで生まれる。街角やレストランの回転ドアから、名作は生まれるのだ。
4
真に重大な哲学の問題は一つしかない。それは自殺だ。
2
一人の人間がわれわれにとっていつでも未知のものとしてとどまっていること、その人間の中にはわれわれの理解の手からすべり落ちてしまう解きがたい何ものかが常にあるということ、これはおそらく本当である。
強い心、知性、勇気があれば運命の力を阻み、しばしばそれを逆転することが可能である。
奴隷は初めは正義を求めているが最後には王国を要求する。
転落は夜明けに起こる。
人間は理由もなしに生きてゆくことはできないのです。
すべては使い果たされたのか?よろしい。それなら、これから生きはじめよう。
幸福とはそれ自体が長い忍耐である。
真実は、光と同様に目をくらます。虚偽は反対に美しいたそがれどきであって、すべてのものをたいしたものに見せる。
革命的精神はすべて、人間の条件に反対する人間の抗議のうちにある。
3
人生の全てを失わないようにするために自分の生命の一部を分け与えることは、おかしなことではない。
重要なのは、病から癒えることではなく、病みつつ生きることだ。
一切が終わったらさっさと遠ざかることだ。神から、あるいは女から。
われ反抗す、ゆえにわれら在り。
絶望が純粋なのはたった一つの場合だけである。それは死刑の宣告を受けたときである。
私は死にたくないという思いで死にそうでした。
アルベール・カミュのすべての名言