サミュエル・ジョンソン
3
腐敗した社会には、多くの法律がある。
1
節約せずに誰も金持ちにはなれない。そして、節約する者で貧しい者はいない。
2
レジャーと好奇心は人類に有益な知識を発展させる。しかし、つまらない争いごとや、骨の折れる仕事からはなにも生まれない。
0
どんなふうに死ぬかではなく、どんなふうに生きるかが問題なのだ。
死に方など、どうでもいいのだ。問題は、生き方である。
結婚は多くの苦悩を生むが、独身は何の喜びも生まない。
金のために結婚するものは悪い人間であり、恋のために結婚するのは愚かな人間である。
賢者は、すぐに許す。時の価値を知っているから、無駄な苦しみで時が流れていくのに、耐えられないのである。
誰かの真似をして英雄・偉人になった者など、歴史上一人も存在しない。
収入を内輪で使いなさい。年末にはいつも幾らかの余裕を残すようにしなさい。収入よりも支出を少なくするようになさい。そうしている限り、一生たいして困ることは絶対にありません。
友情というのは、いつも修繕し続けなければならないものである。
希望それ自体は幸せの一種であり、おそらくこの世で得られる最大の幸せだ。しかし、快楽の多くがそうであるように、行き過ぎた希望は苦痛という代償がつきもので、度を超した期待は、失望に終わる。
すべての反論を封じてからやろうとするならば、何事もできないだろう。
6
自信は大事業を行うための、一番の必須条件である。
偉大な仕事は腕力ではなく継続力によってなされる。
多忙という威厳をまとった怠惰に、人は何よりもたやすくひきつけられる。
国のためというのは悪党の最後の言い逃れである。
神様ですら、この世の終わりがくるまでは、人間を裁こうとはなさらないのだ。
もしある人が自分の不幸な出来事について話したら、そこには何か楽しんでいるものがあると思って差し支えない。なぜならば、本当に惨めさだけしかないとしたら、その人はそんなことを口にしないだろうから。
4
黄金律は暗記した。さあ、実行しよう。
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