サミュエル・ジョンソン
1
人類の成し遂げたあらゆる大工事の成果は、辛抱強さと何事にもめげぬ、たゆまぬ努力がもたらした好例である。
何かを試みようとすれば、あらゆる反対、異論を克服しなければならない。
2
人生とはおもしろいものです。何か一つを手放したら、それよりずっといいものがやってくるものです。
3
黄金のように貴重な瞬間の機会を大いに利用し、自分の手に届く限りの善きものを掴み取ることは、人生における偉大なる芸術である。
4
賢者には、2つのタイプがある。1つは物事を知っている者。もう1つはそれをどこで見つけるか知っている者である。
大偉業を成し遂げさせるものは体力ではない、耐久力である。元気いっぱいに一日三時間あるけば、七年後には地球を一周できるほどである。
恋は愚か者の知恵であり、賢人の愚行である。
悲しみがまだなまなましいときには、それを紛らそうとするあらゆる試みは単にいらいらさせるだけだ。
幸福な過程はあらゆる事業と努力の目標である。
0
言葉とは、思想の衣装なのだ。
人生を過ごすうちに新しい知人を作らないなら、やがて独りぼっちになるだろう。人間は常に交友関係に手を入れておかなければならない。
年を経るごとに新しい友人を得ることができないと、必ず孤独に悩まされるようになる。常に友情の手入れを怠らぬことだ。
困難というのはたいていの場合、自身の怠情が原因である。
ロンドンに飽きた者は人生に飽きた者だ。ロンドンには人生が与え得るもの全てがあるから。
神様ですら、この世の終わりがくるまでは、人間を裁こうとはなさらないのだ。
何事も思っているほど悪くない。朝になれば状況はよくなっている。
些細なことなのに大げさに言うのに慣れてはダメだ。
若い時は、人々の意見で善悪の判断をするのが普通である。年を取ると、自分の何の物差しもないのに興味本位で振る舞い、その上、何の徳があるわけでもないのに恥ずかしさを感じない。
愛は愚者の知恵、そして賢者の狂気。
音楽は背徳を伴わない唯一の官能的な愉しみである。
サミュエル・ジョンソンのすべての名言