アリストテレス
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常に特定の行動を取り続けることで、人は特定の資質を獲得する。
軍事的国家の大多数は、戦争中は安全なるも、支配を獲得すると滅亡する。刀のごとく、平和に暮らすうちに鋭い刃を失うからである。
1
善良な私人が、善良な公人であるとは、限らない。
普通、人間は機会さえあれば悪いことをするものである。
不幸は、本当の友人でない者を明らかにしてくれる。
3
すべて人間は、知ることを楽しむことを求めることが本性なり。彼らが見聞を好むのは、その象徴なり。実際の役に立たなくとも、見聞はただ見聞として愛好されるからなり。すべて人間は生まれながらにして知ることを欲する。
幸福は満足する人間に属す。
知る者は行い、理解する者は教える。
2
希望とは、目覚めていて抱く夢をいう。
我々が知覚していることや考えていることを意識することは、我々自身の存在を意識することだ。
賢者は苦痛なきを求め、快楽を求めず。
受け入れずして思想をたしなむことができれば、それが教育された精神の証である。
友人がいなければ、誰も生きることを選ばないだろう。たとえ、他のあらゆるものが手に入っても。
人生の目的には、快楽、幸福、知識の蓄積の三つがある。
革命は、些細なことではない。しかし、些細なことから起こる。
4
美の持つ説得力は、いかなる紹介状にもまさる。
愛というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存する。
人間の行動はすべて次の七つの原因のひとつ、もしくはそれ以上のものが合わさり起こる。機会・本性・強制・習慣・理性・情熱・希望の七つである。
知覚することは、苦しむことだ。
人間は、目標を追い求める動物である。目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。
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