アリストテレス
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恥は、若者にとって名誉であり、老人には屈辱である。
愛は愛されるよりは愛することにある。
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理性は、神が魂に点火した光なり。
私は、敵を倒した者より、自分の欲望を克服した者の方を、より勇者と見る。自らに勝つことこそ、最も難しい勝利だからだ。
2
芸術が目指すのは、ものの外見ではなく、内にある本質である。
誰にでも怒ることはできる。それは簡単なことだ。しかし、正しい相手に、正しい程度で、正しい時に、正しい目的のために、正しい方法で怒ること、これはすべての人に備わった能力ではなく、簡単なことではない。
威厳とは、名誉を得ているという事ではなく、名誉に値するという事から成る。
勇気は人間の第一の資質である。なぜなら、他の資質の土台となる資質であるから。
愛することは楽しむことであるが、愛されることは楽しむことではない。
愛の願望はただちに生じるが、愛というものは、しかし、そうはゆかない。
4
世間が必要としているものと、あなたの才能が交わっているところに、天職がある。
法律ばかりがたくさんあるのは、悪政の兆候である。
幸福は人生の意味および目標、人間存在の究極の目的であり狙いである。
人は繰り返し行なうことの集大成である。だから優秀さとは、行為でなく、習慣なのだ。
幸福は暇にこそあると思われる。なぜなら、我々は暇を得るために働き、平和のうちに過ごさんがために戦争をするからなり。
失敗にはいろいろな道が考えられるが…成功にはひとつの道しかない。
いないときに相手を慕い、その人が自分のそばにいることを欲してやまぬ場合にのみ恋愛しているのである。
優秀さは訓練と習慣の賜物である。私たちは美徳と優秀さを持っているから正しく行動するのではない。むしろ正しく行動するから美徳と優秀さを持つ事ができるのである。
もしどんな学問もその仕事を立派に果たすのに正しい方法を心がけているとすれば、もし優秀な職人たちが美徳という道を重んじているとすれば、それは中庸を目指しているということにほかならない。
革命は小事にあらざるも、小事より発生する。
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