ベンジャミン・フランクリン
8
早寝早起きは、健康、富裕、賢明のもとである。
0
食事を節するとたいてい頭がハッキリして理解が早くなるもので、そのために私の勉強は大いに進んだ。
議論したり反駁したりしているうちには、相手に勝つようなこともあるだろう。しかし、それは空しい勝利だ。相手の好意は絶対に勝ち得られないのだから。
3
借金するのは自由を売ることなり。
訪問は短く、冬の日のごとく。追い返される面倒が起きないように。
1
小さなことでも見落とすな。ほんの少しの水漏れから、大きな船は沈んでしまう。
明日やらなければならないことは、今日の内にやってしまうこと。これが人生の秘訣である。
言い訳が得意な者が、他の事が得意であることは滅多にない。
教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく。
【フランクリンの十三徳】節制:飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。沈黙:自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。規律:物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。決断:なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。節約:自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。勤勉:時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。誠実:詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出だすこともまた然るべし。正義:他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。中庸:極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。清潔:身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。平静:小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。純潔:性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。謙譲:イエスおよびソクラテスに見習うべし。
教育のない天才は、鉱山の中に埋まっている銀のようなものだ。
私には三人の信頼できる友がある。年老いた妻、老いた犬、それに若干の貯金である。
人生の秘訣は、自分が必要としていることではなく、世の中が必要としていることをやることだ。
知識に対する投資は、常に一番の利益を生み出す。
4
今日という一日は、明日と呼ばれる日の二日分の価値がある。
今日できることを明日に延ばすな。
本当に豊かなのは誰か?それは、自分に満足している者である。
君の失敗を友人に告げること、それが友人を大いに信頼するということだ。友人の失敗を友人につげるより、より偉大な信頼なのだ。
注意力の欠乏は、無知にまさる害を及ぼす。
愚者の心は口にあるが、賢者の口は心にある。
ベンジャミン・フランクリンのすべての名言