ベンジャミン・フランクリンの名言
アメリカの実業家、政治家
ベンジャミン・フランクリンの名言。全118個。
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愚か者の第一段階は、自分をよりよく見せようとする事である。第二段階は、それを他人にしゃべることである。最終段階は、他人の考えを馬鹿にすることである。
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たとえ平凡な能力の人間でも、気が散るような娯楽や職をきっぱりとやめて、それまで学んできた計画に集中して実行するならば、目覚ましい変化を遂げて、人類の中で際立つ成功をおさめることができるだろう。
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目上に対しては謙虚に、同僚に対しては礼儀正しく、目下には優しく振舞う。これはみんなが心地よく生きるための、「社会生活のルール」である。
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人間の幸福というのは、滅多にやってこないような、大きなチャンスではなく、いつでもあるような、小さな日常の積み重ねで生まれる。
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議論したり反駁したりしているうちには、相手に勝つようなこともあるだろう。しかし、それは空しい勝利だ。相手の好意は絶対に勝ち得られないのだから。
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君の失敗を友人に告げること、それが友人を大いに信頼するということだ。友人の失敗を友人につげるより、より偉大な信頼なのだ。
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相手が不快なことを口走っても嫌がらずに、むしろ積極的にそれを取り上げて、少しでも相手の意見を尊重していることを示すのだ。そうすれば相手もこちらの意見を尊重してくれる。
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我々が生まれつき持った感情のなかで、自負心ほど抑制しがたいものはあるまい。私が完全にこれに打ち勝ったと思うことができるとしても、恐らくは自分の謙嬢を自負するであろうから。
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私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。しかし、わたしが人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれたのだ。
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本当の貧乏人一人に対し、贅沢が原因の貧乏人は百人いる。わずかな出費に注意せよ。小さな水漏れが大きな船を沈めてしまう。安物買いで得した者が、よく破産する。
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今日できることを明日に延ばしてはいけない。「いつか」という言葉を使っていては、失敗してまう。成功したいのなら、「今」という言葉を使わなければいけない。
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釘が一本なくなり、蹄鉄が駄目になった。蹄鉄がなくなり、馬はどうしようもなくなった。馬がなくなり、騎士はどうしようもなくなった。騎士がいなくなり、戦いはどうしようもなくなった。
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「純潔」性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし、信用を傷つけるがごときこと、あるべからず。
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今日のたいていの読者は、自分の読む文章の作者が誰であるか、何をしている人かということをある程度知らないうちは、なかなかその文章を褒めたり貶したりしたがらない。
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稼ぐだけではなく蓄えることを考えよ。スペインは西インド諸島を手に入れながら、富める国になれなかった。なぜなら、入るよりも出すほうが多かったからだ。
ベンジャミン・フランクリンと名言が類似する人物
ベンジャミン・フランクリンについて
ベンジャミン・フランクリンは18世紀アメリカの実業家。政治家。アメリカ合衆国建国の父の一人とされる人物。印刷業で富をなし、出版業界にも進出するなど実業界で成功したのちに政界に進出。アメリカの独立に尽力し、アメリカ独立宣言の起草委員にもなった。ペンシルベニア大学やアメリカ学術協会を設立するなど、学術研究分野にも貢献。アメリカの100ドル紙幣に肖像画描かれている。